韓国伝統芸能×ボクシング『私のボクサー』見た感想。

本日の映画はこちら。

こんな方におすすめしたい！

• 韓国の伝統芸能に興味がある方

• ボクシングが好きな方

• ポップな恋愛映画が見たい方

• オム・テグが好きな方

※ネタばれありです※

オムテグ、演技上手だから好きなんだよ～～～～！
作品ごとに顔変わったんかレベルで別人みたいになるんよな。まじカメレオン。

オムテグ演じるビョングは、元ボクサーで、ボクシングジムでお手伝いみたいなことしてる青年。
けどなんかちょっと最初から様子がおかしいんよね。

おどおどしてる、姿勢悪い、子供みたいな感じ、忘れっぽい。あと声がちっっさい。

ビョングがいるジムはボクサーも1人しかいなくて、かん～なり寂れてる。たまに双子みたいなぽちゃぽちゃした小学生ぐらいの男の子が2人遊びに来るぐらい。（かわいい）
ビョングはそのジムのチラシ配ったり、雑用したりしてる。

ある日、女の子がボクシングやりたいって言ってジムに入会してきます。それがイヘリ演じるミンジちゃん。（かわいい）

ミンジちゃんがビョングにボクシング教えてもらいながら仲良くなっていって、だんだん惹かれていくんですな～～～～

お互いに夢をあきらめないで頑張ろうって言ってたのがよかった。やりたいことやろう、応援する、っていう2人の関係性。素敵。

ビョングの様子がおかしい（？）のは実はパンチドランカーていう症状の表れだったようで。
あんまり詳しくないんだけど確かモハメドアリがそんなんじゃなかったけ？？と思いながら（そうだった）

超簡単に言うと殴られすぎて脳の細胞がなくなって認知機能障害とか、攻撃性、体のしびれとかが出てきちゃうのだとか。ボクサーにはそういうリスクもあるんだね。。。。

ビョングはそのせいでボクシングはもうしないのが望ましいって言われるんやけど、それでもミンジちゃんの応援もあって、たとえ死んじゃってもやりたいことやる！で、またボクシングを始めるのよね。

みなさん、死んでもいいからやりたいこと…ってあります？？？？
あったとしても本当に行動に移せるかって、、、わたしだったらどうだろうなぁ、、、すごい覚悟だよなぁ、、、

こうしてビョングの挑戦が始まるわけやけども。
ただ単に練習を再開しても試合にはすぐ出られない理由があってね。

でもその理由を館長が解決してくれるんやけど、もう本当に館長がただただいい人すぎてね？？？

何？？ボクシングジムは人徳ある人じゃないと運営できんようになってるん？？？？（サウスポー参照）

このあたりはぜひ本編見てもらいたい。見た人と語りたい。

んで試合に向けて一生懸命練習していくんやけど、ビョングには昔パンソリっていう民族芸能をやってた友達ジヨンがおって、ビョングがボクシングの練習してたときに隣でその太鼓をやってたのさ。

てかパンソリとは？って思う方もいるかもですけど、

パンソリ（판소리）は、朝鮮の伝統的民俗芸能。19世紀に朝鮮で人気のあった音楽であり、口承文芸のひとつである。1人の歌い手（ソリックン 소리꾼）とプク（太鼓）の奏者（鼓手 コス 고수）によって奏でられる物語性のある歌と打楽器の演奏である。パンソリのパン（판）は、多くの人々が集まる場所を意味し、ソリ（소리）は音を意味する。

wiki参照

だそうです。作中でもbgmとかじゃなくてパンソリが流れてくるんやけど、なかなか独特で面白い。最初ちょっとびっくりしたけど。笑

ビョングがジヨンちゃんの太鼓に合わせて動いて、そのパンソリの身振り手振りをボクシングに取り入れようとしてたのよね。

ジヨンちゃんじゃなく、今度はミンジちゃんの太鼓に合わせて練習して、パンソリボクシングを完成させます👏

最後は一応ハッピーに終わります、すっきりした終わり方。ミンジちゃんとの恋愛はうまくいきます。よかったね。

なんかラブコメっていうよりも、正直パンソリとボクシングっていうテーマのほうが強い気がした。1人のボクサーとボクシングジムの復活劇的な？？？それにパンソリが加わってるような感じ。
恋愛はその一つの要素みたいなところある。

でも本国ではラブかはさておきコメディに分類されてるんよな。正直終盤あたりとか

え、これ笑ってええん？？？状況的に、、、え？でもこれ笑かしに来てる？？？

て思いましたがな。（笑ってよかったんやな。）
笑いのツボって国の違いあるから不思議。もっと色んな映画見たくなるね。

あと個人的なハイライトとしてフォアマンが死んじゃうシーンがまじでえええええってなりました。
いる？そのシーン絶対必要やった？？つらすぎたほんまに😭😭😭😭😭

今いる存在を大事にしようね、みんな

ではでは👋