呼吸が下手で体がダメになるってなに!?
まず単刀直入に言います。
呼吸が下手な人が多すぎる。
結論としては、呼吸の回数を減らしましょう
これは非常に恐ろしいことなんです。
呼吸が下手な状態は体どんどん悪い状態に突っ走ります。
疲れやすい、疲れが取れない、長年の鼻詰まり、体のコリや痛み
これら全てはそもそもは呼吸の悪さが原因で始まっている体の不調かもしれないんです。
人間の脳が機能するために欠かすことのできないものが2つあります。
『酸素』『ブドウ糖』
そして呼吸の重要な仕事は脳と体に酸素を供給することです。
呼吸機能が低下していると、脳に十分な酸素が行かなくなります。そして脳はもちろん体を制御する機能を持っていますので、酸素が十分に足りていない脳は体をうまく制御できません。
すると無駄な力が体に入ったりすることで体が凝ってきます。
結果疲れやすいなどの不具合が起きてきます。
つまりどんなに良い運動をしても、どんなに良い栄養をとっても呼吸が下手だと意味がないんですね。
意味がないは言いすぎちゃう?と思うかもしれないんですが、少々大袈裟に考えている方が良い問題なんです。
人間は1日に2万回以上呼吸を行いますが、本来は安静時呼吸というものを行っていますが、多くの人が努力時呼吸という激しい運動後などに行う呼吸を無意識に行なってしまっています。
ちなみにこの努力時呼吸は1日続いただけでも慢性化してしまうと言われいます。
そしてこの呼吸は自律神経にも関わってきますので、努力時呼吸が続いている人は、自律神経が乱れて副交感神経というリラックスするためのものがうまく働いてくれなくなります。
さあ良い呼吸の話ですが、とにかく酸素を吸えば良いというものではありません
イメージ的には、とにかく胸を開いて大きく息を吸えば良いやというイメージですが、そうではないんです。
実は大切なのは酸素をたくさん吸い込むことではなく、体内の『二酸化炭素の量なんです』
二酸化炭素は血中に溶けると、酸性を示します。
一方酸素は水に溶けないため血中のPh値(酸性とかアルカリ性のやつ)には直接的な関係はありません。
なので、血中のPh値は二酸化炭素の量によって変化するということですね。
呼吸の量が多いと、相対的に血中の二酸化炭素の量が少なくなり、血中Ph値はアルカリ性に傾きます。反対に二酸化炭素の量は多いと酸性に傾きます。
呼吸量が多い状態だと血中Ph値がアルカリ性を示しますが、体は二酸化炭素不足になっているわけですが、これは体内に重大な問題が起きています。
重大な問題とは酸素を十分に体に運べないんですね。
二酸化炭素がトラックで、酸素が荷物だと思ってください。
荷物いっぱいあってもトラックに乗る荷物の数は限界がありますよね。
なので少し複雑ですが、呼吸の回数が多いと、酸素不足になるんですね。
なので結論としては呼吸の回数を減らしていきましょうという。
すみません。結論まですげえ長くなりました。😅
文字で説明は難しいですが、皆様今から説明するものを必ず実践してください。
5秒かけて息を吸っていき、5秒かけて吐いて行きます。そして5秒息を止める
この呼吸法を練習していきましょう。
この時肩がすくんだりしないように、気をつけて!