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朝のゴミ捨て


ゴミ捨て当番は僕だ。

というか当番という意識がない。

出勤は僕の方が早いし、ゴミ捨て場も遠くないからね。
毎日やっていると習慣になるから『なんで俺が』って考えも起きない。

お見送りしてくれる妻から毎度、ありがとうを貰うのも嬉しいのだ。

妻はこの習慣行動にも毎回必ずありがとうを伝えてくれる。

周りはゴミ捨てした僕を優しいというけれど、その優しさとやらは妻が支えているのだ。

たまに寝坊して出せない時は妻が代わりになってくれる。その時は帰宅後に僕からありがとうを伝える。その頃には遅いかもしれないけれどね。

世の中にはもっと楽なダストシュートなるものが存在するらしいけれど、そんな物件に住んでも僕が当番を続けるだろう。

妻からありがとうが貰えるからね。

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