山あり谷あり
なんと、約半年ぶりの更新となりました。
ほんと、何しても続かないのが私の性分でして。
そして、この半年、まぁ色々とありまして、
特に詳述する程のことではないので省略させていただき、近頃の私と言えば。
お仕事を、休職しております。
劇的なことが起きた訳ではなく。
10年ぶりの転職、慣れない環境で、
どうにか頑張らなと気張ったところ、
すこーし慣れた頃に、
ちょっとずつちょっとずつ溜めこんだものが
些細なことで溢れてしまい、
どうにもならんくなった感じです。
仕事と、
ぷち反抗期の7歳の娘との色々もあり。
昔から、ゆるーく気持ちに波があって。
誰しも大なり小なりあると思うんだけれど。
過度のストレスにさらされた時、
その波が大きくなることが、
社会に出てからは何度かあって。
今は、そう深くはない谷をゆっくり歩いたり止まったり。
何度か経験したもので、今回は、
極端に深ーく落ちてしまう前に、
自分で逃げ道を作ることができた。
と、思っています。
生きているとさ、
ゆるやかな上り坂も、
遥かにそびえるとんでもなく高い山も
越えてゆかないといけなかったりするよね。
時には落とし穴にすっぽりはまり、
身動きとれずにもがいてあがいて、
うおー、必ず抜け出してやるーって、
力の限りふりしぼることを
美しいとしたりするよね。
子どもの頃から、
毎日休まず学校に行くとか、
思ってることを臆さず口に出すとか、
周りの友達が当たり前にしていることをできない自分が、恥ずかしいと思ってきた。
どうして私はこうなんだろう、
あの子みたいに、
自分が間違っていると疑ったことなんて1度もないような態度や言葉で、
どうして私はいられないんだろう。
そんな風にもやもやと、
人には言えない不安や不満をため込んで、
必要以上に悩んだ10代だったように思う。
思春期をこじらせたと思っていたけど。
数年前に知った言葉がある。
「自己肯定感が低い」
ということ。
最近では広く知られているけど、
私が子どもの頃、
自己肯定感なんて言葉は聞いたことがなかった。
ある時ネット検索で見つけた、
挙げられた特徴を読みすすめる内に
涙が止まらなくなった。
それはもう嗚咽もまじる程に。
あぁ、私だ。
これは私のことだ。
私が感じてきた生きづらさは、
まさにこれだ。
なんだろう、なぜか、救われた気がした。
とにかく私は自分のことがあまり好きではなくて、そのくせ愛されたくて、
初めて失恋した時には、
あの人に好かれないなら生きる意味がないとか思ってしまうくそ鬱陶しい中学生で、
好きな人と離れたくないという理由だけで進路を決めてしまうよな依存体質で、
他人の評価に右往左往する愚かしい人間だと思ってきた。実際そうだった。
なんで、どうして、私はこんななんだ。
長いことそう思ってきたから、
そのなんでに、答えを見つけたようで、
救われた気がしたのかな。
長々と書いてしまったんだけど、
とにかくそんなこんなで、
時々私はどうにもこうにも身動きが取れなくなってしまうことがあるよーて話でした。
自己肯定感の低さを自覚しても、
未だ然程改善されず。
歳を重ねたことで、
少しだけ色んなことに耐性がついたけど、
今こうしてまた谷に落ちている。
だけど、しかたないよねって思うことにした。
これが私だもの。
山を越えるのも坂を登るのもやめた。
落とし穴にはまっても、
がんばって抜け出さなくていいや。
手をのばしていたら、
誰かが引きあげてくれるかもだし。
ていうマインドで、
もうしばらくゆるーくこの谷を、
ウロウロしたいと思っています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
どこかで、同じように谷をさまよっている方に、少しでも穏やかな夜でありますように。