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全ての事象をポジティブに捉える

11/16-17にかけて開催された第3回球磨川リバイバルトレイルに出走してきました。
山の中を走ったり歩いたりするトレイルランニングの大会です。

川辺川コース102キロ、累積標高5,400m、制限時間30時間。
初めての100キロへの挑戦で、完走できれば十分のつもりで臨んだけど制限時間を3時間弱残して完走できました。

26時間37分42秒での完走。
決して早くはないんですけど自分にしては上出来です。
昨年大会よりも7時間制限時間が伸びていたので、それに合わせたタイムテーブルを作ってほぼ予定通りにゴール。

序盤は我慢してスロー、後半から走れるところは走る。
結果、温存しすぎてゴール直前でも普通に走れちゃいました。
でもいいんです。
脚にも心にも余裕があった方が全てが良い思い出になるし。

実際、100キロとか1日以上の行動時間のロングトレイルは距離が長い分ゴールまでたどり着く時間も必然的に長くなります。
つまり行動している間、自分と向き合う時間、自分との対話が長くなる。

2日目の朝の眺望


自分の想定と違っていたり、トラブルがあってもそれをストレスに感じるのでなく「むしろラッキー」くらいの心持ちだと心に余裕が生れる。発想の転換、ポジティブシンキング、プラス思考などなど。
ストレスを抱えたりイライラしだしたら焦るし楽しくなくなるし。

例えば…
雨なんだけどレインウェアを着るまでもない微妙な霧雨
→日が照ってないから体温上がらないし、本降りじゃないから路面もそこまで悪くないし、かえってええやん!

深夜の時間帯に眠気を誘う長いロード
→深夜の山の方がリスクあるし、かえって距離稼げるからええやん!

深夜の時間帯にトレイルの登り下り
→暗いとロストが怖いのと下りは滑らないようにしてスピード出せないし、心拍抑えられるからええやん!

思ったよりも靴が滑る
→スピード抑えるから脚を温存できるし、ええやん!

とか。

この思考の切り替えを何十回何百回と繰り返して気付いたらゴール直前で、脚もメンタルも体力も有り余っている!
というのが今回のレースでした。

これに気づけたのがいちばんの収穫だったかな。
常に心に余裕を持つことって大事だな、と。

せっかく同じ参加費払うんだったら、長く走って(歩いて)た方が楽しい時間も長いしちょっとお得な気分になったり。
100キロがロングトレイルといえるかは微妙だけど、旅行みたいなものだと思ってる笑
色んな景色を見られるし、色んな人と出会って話せるし!

トレランを通じて日常生活や仕事での心の持ちよう、生き様みたいなのを再確認できた気がする。
たぶん自分はマイペースな人…笑

トレイルランニングの大会に出始めるようになって2年くらい経つけど、色々な人がいるな〜と思います。
陸上競技をやってきて山を走るようなった人。
登山が好きで山を走るようになった人。
(私は後者)
だから、自分で目標タイムを設定してそれに向かって追い込んでいる方々は純粋に凄いと思う。

大会運営、ボランティアの方々、準備から当日後片付けまで大変だったと思いますがとても楽しい大会でした。
ありがとうございました。

特に、各エイドの体育館がブルーシートで養生されてて、土足のまま上がれたことに感動しました(絶対準備片付け大変だと分かるから)。


各エイドステーションがこんな感じ

6月のMMP(水上村の大会)で腸脛靱帯炎を発症したときに、ロキソニンをくれた方にも御礼ができたし!

トレラン大会でよく見かける方々とも夜間一緒に進んだり、応援してくれたり友だちの輪が広がりました。

次は100マイルに出たいけど、、、
派遣前までにトライできるか、3年後かなー。


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