続・備えを考える
春の息吹
ここのところ、自宅の備えの改革に取り組んでいます。
春の息吹にのっかって、「やると決めたら止まれない私」が顔を出してしまいました。
食料の備蓄を増やしたり、新たに導入したモノもあるので、収納場所を確保したり、いざという時の使い勝手の良さを考えて整理整頓したりと、休むヒマなく動いています。
あたたかい日が増えてきたので、身体もよく動いてくれます。
とはいえ、久しぶりにえらく活動的に動いたおかげで、筋肉痛になりました。
冬の間、ちょっと省エネで生きすぎていたなと、反省しています。
バタバタと動きまわる私を、夫は、やや遠巻きに見ながらも、あたたかく見守ってくれています。(たぶん)
夫は夫で、家庭菜園に精を出していて、日々成長する野菜の芽を眺めては、水やりなどのお世話を楽しんでいます。
おすすめの備蓄品
備蓄というと、長期保存できる缶詰やアルファ米などの「防災食」が便利です。
5年間保存できるものなら、5年間は安心して置いておけるので、私もいくらか備蓄しています。
でも、便利で頼れるだけに結構なお値段なので、私は、「いつも使っているけど長期保存できるもの」を多めに備蓄するようにもしています。
いつも使っているものなら、いつも通りに消費していけますし、いざという時も、いつも通りの味に安心できるはずだからです。
おすすめをいくつか紹介させていただきます。
●海の精 あらしお
天然塩です。
我が家の塩は、ずっとこれです。
塩は品質の変化が極めて少ない無機物だけでできているので、賞味期限の表示義務がないため、賞味期限は「ない」となっています。
が、開封後は湿気を避けてなるべく早めに使いきることをおすすめします。
常温での長期保存ができるので、お得にまとめ買いしておくと便利です。
人間が生きていくためには、塩は絶対に必要です。
「傷口に塩を塗る」という言葉があります。
あまり良くない意味で使われていますが、あれは実は逆で、傷口に「天然塩」を盛ると傷が早くきれいに治りやすいです。
私は、足首をガラスでざっくり切ってしまった時、塩と油を塗りラップで保湿して治しました。(湿潤療法)
豆知識として覚えておくと、いざという時に、ありあわせのもので対応できることがあるかもしれません。
●カクキュー 八丁味噌 銀袋
大豆と塩のみを原料に、ニ夏ニ冬木樽で熟成するという昔ながらの製法で作られた豆味噌です。
味噌煮込みうどんにはかかせません。
アルミ袋に入っているので、こちらも常温で長期保存できます。
3年もちます。
天然熟成の味噌には「放射線防御作用」があると知られています。
あわせて、玄米、天然醸造の醤油、梅干し、昆布も備えておくと安心です。
昆布は、良いものだと、2年〜5年熟成させてから販売されるものもあるそうです。
密閉できるガラス瓶に、乾燥剤と一緒に入れ、日光が当たらない風通しの良い場所で保管できれば、長くもたせることができます。
●梅肉エキス
青梅の果肉を搾り、長時間煮詰めて仕上げたものです。
クエン酸が豊富で、強力な殺菌作用があります。
「家庭の万能薬」です。
「風邪ひきそう…」そんなときに、小豆一粒くらいの量をスプーンでちょこっとすくって舐める、これだけで、我が家は長年風邪知らずで生活できています。(コロナ禍においても)
超すっぱいです。
でも、やみつきになります。
常温で長期保存できます。
3年と表示されているものが多いですが、殺菌力が強く腐らないので、未開封ならもっともちます。
●携帯浄水器
アウトドア向けデザインの方が、私は好きです。
人間、水がないと生きてはいけません。
これひとつで、5000リットルの浄水ができます。
川の水、雨水、お風呂の残り湯などを飲み水にすることができます。(海水には使えません)
非常用持ち出し袋に入れても、かさばらないコンパクトさが嬉しいです。
ひとつ持っておいても、損はしないと思います。
まとめ
自分の覚え書きをかねて、シェアしたい情報でもあったので、記事にしてみました。
読んでいただいた方に、何かお役に立てることがありましたら、嬉しいです。
こうしてまとめてみると、人間の命を繋ぎ守ってくれるものというのは、自然にやさしいもの、長く受け継がれてきたものばかりだということに気づかされます。
人間は、自然と切り離しては生きてはいけない。
今週も引き続き、考える動く考える動く、の繰り返しの日々になりそうです。
みなさまの「おすすめの備え」も、コメント欄にて教えていただけたら嬉しいです。