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marr
2022年8月11日 23:39
タイトル：なまず Maggie 2018年監督：イ・オクソプかなり映像がスタイリッシュで、コントラストが際立った色使いや、線を意識したミニマルな構図、シネスコを生かした横移動のアングルなど狭い世界観を程よいダイナミズムで描いた映像は観ていて楽しい。それ以外にも部屋や小物なども小洒落ていて、視覚的な刺激が次から次へと登場してくる。短編が積み重なったような10分刻みくらいで出てくる小タイトルが
2020年7月9日 23:28
タイトル:リコーダーのテスト The Recorder Exam 2011年監督:キム・ボラキム・ボラ監督の「はちどり」の前日譚にあたる短編で、こちらの時代はソウルオリンピック真っ只中の1988年が舞台となっている。民主化から経済成長を経た1994年の「はちどり」の世界と比べると貧しさが目立つ。「はちどり」でウニが抱えていた立場や感情、人との関わり合いなどあらゆる問題の萌芽が既に「リ
2020年7月6日 00:19
タイトル:はちどり 벌새 2019年監督:キム・ボラ観終わった後一番驚いたのが、上映時間が2時間を超えていた事だった。というとなんだか安直な感想かもしれないけれど、それくらい映画の世界に没入していたのが時間の経過と、体感した時間のズレがシンプルに驚きとして実感した。なんと言っても惹きつけられるのは写真的な映像の美しさだったと思う。この十年ばかり主流になっている被写界深度の浅い淡い映像は
