舞台となったモンゴル・ウランバートルの(一部の)今を知るには良い映画。
映画的には「これって何?」な感じ😅
モンゴルのことをほとんど知らないという意味では、出てくるシーンを興味深く見てしまう。
ストーリーが怠くても…
下手な感想を書くよりも、日本上映された時の公式サイトを見て頂く方が理解が深まると思う。
公式サイトから解説を引用したい。
雑感
公式サイトの解説は盛り過ぎ。何となく始まり何となく終わる。
123分の尺は長く、Amazonプライムでところどころ10秒飛ばしをしながら観続けた。
(何度か挿入される謎のミュージシャンの演奏部分)
主人公たちがドライブする草原の景色はキレイ。あの景色をもっと観たくなる。
モンゴル社会も貧富の差が大きいのか、富裕層はドイツ製SUVに乗り、庶民は少し古めのワンマンバスに乗車する。
主人公の両親はスリッパを家(アパート)で作り、週末にバザーで売り生計を立てている。
主人公は親に言われて原子力工学を学ぶ大学生だが、講義中もノートに絵を描き、ラストシーンは美術系の大学に通っている。
貧しいのか裕福なのかよく分からない。
街の景色はロシア映画のそれに似ている。
都市計画はソ連式を採用しているらしい。
モンゴル人口300万人のうち半数が首都ウランバートルに居住しているが、首都そのものが広いためか人混みのシーンは一度も出てこなかった(撮影のために人払いはしてなさそう)。
高級レストランのメニューはロシア料理。
国の名前は知っていても、モンゴルのことを何も知らないことが分かる映画だった。
MOH