映画感想文「The Visit(2015)Night Shyamalan)」 撮り方はユニークだが話の筋は…
プライムビデオの「あと5日で終了」の掲示に気がついて鑑賞。
監督・脚本が、Night Shyamalan で期待した。
Night Shyamalan 脚本・監督の作品は『The Sixth Sense(1999)』『Unbreakable(2000)』『Signs(2002)』『The Village(2004)』『Split(2016)』『『Glass(2019)』』
どれもユニークな設定で視聴者を上手く、その世界へ引き込む。
ネタバレを含む感想
Official Trailer の映像は、本編を5割増以上に、怖く見せている。
商業的に、よく出来たトレーラー。
一人称映画
祖父母の家を訪れる前から、姉弟のビデオ撮影が始まる。
ビデオカメラとカメラを使い、2人が映画を作成する設定で話が始まり、映画鑑賞者は、彼らのレンズを通した映像が中心となり、話の流れに説明が必要が場面で初めて、普通の三人称的な映像が映される。
設定だけなので映画に流れる映像は手ブレしておらず、画像が粗いわけでもない(たまに、わざと動かしたり、ハレーションを起こすシーンはある)。
姉弟が撮影している映像を見ているので、姉弟と同じ情報しか入らない。
通常の映画は三人称乃至神視点で映されており、その点は新鮮。
映画を作る方も、謎が作りやすい。
トレーラーで結末が分かる
トレーラーしか見ていない知人に「実の祖父母じゃなかったよ」とネタバレすると、『じゃあ、本当の祖父母は殺されて地下室?』と返事が返ってきた(その通り)。
良くある結末。
スリラーっぽいコメディ?
偽の祖父母、昼間の挙動不審が見方によってはユニークで、弟君の癖とラップも楽しめる。
姉弟がネットで母親に助けを求めた時点でエンディングが分かり、そのあと姉弟が偽祖父母に追いかけられても、安心して見ていられる。
Night Shyamalan 監督作品の中では、コメディ色の強い映画だと感じられた。
MOH