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写真画集作成方法(その1)/今回は作業プロセスを纏めておきたい
今までに出版・配信したものの手順は、作業途中経過を note の記事にして記録に残してきた。
それぞれ記事を読めば大凡のやり方はわかるのだが、マニュアルとして全部を読むのは大変。
読み返してみると、作業以外の話が多かったり…
扉絵は『安定を重視して就職したつもりの会社が・・・ブラックな地球防衛隊?だった件』Kindle版の表紙に使った画像を違う絵画風にしてみた。
(今やっている作業中に元の写真が見つかったので)
Kindle出版
音楽配信
音楽配信の過程に至っては、ほとんどまとまった記事がない。
小説出版や音楽配信のやり方が一目で分かるマニュアル的な記事を(いずれ)まとめておこうと思う。
やりながらの記録がやりやすいので、まずは写真画集から。
すでに記事にしたものもあるので、それらに説明を付け足していきたい。
Kindle出版までにやること
1. 写真の選定
2. Graphiteで加工
3. 画集の構成・編成
1. Kindle Comic Creator(Kindleでの画集出版に必要)
インストールを済ませ、作成手順を確認。
Kindleで小説出版しているので、手順は理解しやすい。
2. 画集のスタイルを考える
とりあえず作りながら試行錯誤中。
3. 全体構成
ページ数はまだ決めていないが、今まで画集を観ていてページ数の少ない画集は物足りない。まだ記事にしていないが、先週観に行った展示会で購入した水彩画家矢野元晴さんの画集は奥付を含め88ページ。
写真画集の作成
写真を選択しながらアイデアを考える時、iPhoneやiPad miniも使うが、構成を伴う作業は M1 MacBook Air を使用している。
使用しているアプリは、今のところこんな感じ。
・Graphite:写真画像の絵画化
・Pixelmater Pro:絵画化した画像に手を加える時に使用
・Keynote:画集の構成、編集(Mac付属アプリ)
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Kindle出版の際、表紙画像のガイドラインが設けられている。
Kindle 本には、Web サイトの詳細ページに掲載されるマーケティング用表紙画像が必要です。この表紙画像は、電子書籍ファイルとは別に提供するものです。
電子書籍の表紙画像の理想的な寸法は、縦と横の寸法比が 1.6:1 です。つまり、画像の幅 1,000 ピクセルあたり 1,600 ピクセルの高さが必要です。特に高解像度の端末で画像の品質を最高にするには、画像の高さを 2,500 ピクセル以上にします。表紙ファイルの理想的な寸法は 1,600 x 2,560 ピクセルです。
画像の寸法は 1,000 x 625 ピクセル以上であることが必要です。
画像の最大の寸法は 10,000 x 10,000 ピクセルです。
画像ファイルのサイズは 50 MB 以下にしてください。
表紙画像のガイドラインだが、画像を主とした本を出版するには同じピクセル数で各ページを構成した方が無難。
Keynote(Microsoft Officeであれば PowerPoint)は、スライドの大きさをピクセル単位で設定できる。
表紙を1,600 x 2,560 ピクセルに設定しておけば、それに続くスライドも同じピクセル数なので大きさに悩まされることはない。
数十ページに及ぶ写真集を構成するのも、プレゼンテーションアプリであればページの入れ替えや挿入、削除は容易い。
2枚の組写真(組み絵)を1ページに収めた構成を基本にしている。
画集なので説明は最小限にしたいが(説明の多い画集は見にくくないですか?)、ストーリーをどこかで語りたい気持ちもある。
この記事もマニュアル以外の文章が多くなった。
纏める時には工程のエッセンスだけを抽出する予定。
MOH