第94回アカデミー賞
◉ウィル・スミス氏の張り手事件で、何やらすっかり諸々の話題がふっとんでしまいましたが。第94回アカデミー賞、各賞の結果がまとまっていました。他の話題をふっとばすぐらい、ウィル・スミス氏の暴力が全面に出てしまったという点で、とても問題だったとも言えます。逆説的に。なにしろおかげで、『ドライブ・マイ・カー』の国際長編映画賞の話題が飛んでしまいましたからね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、ハリウッドの山上の文字、裏から見るとこんな感じになってるんですね。
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さて、何度か書いていますが、自分はアカデミー賞の結果はもう何年も、あまりあてにしていません。実際に自分が見て面白いと思った作品は、ゴールデングローブ賞を受賞していることが多いんですよね。もちろん、両方を受賞している作品はほぼほぼハズレがないという部分では、アカデミー賞の権威と価値はまだまだあるのですが。でも正直、アカデミー賞はあまりにも政治的な部分に流れていませんか?
それは、本家のまねっこの日本アカデミー賞も同じで。朝日新聞の文化部映画担当の記者が何やら、グダグダとつまらない連続ツイートをして批判を浴びていましたが。『新聞記者』に作品賞をはじめ六冠を与えるような方がレベルが高いはずがなかろう、というTwitterで見かけたツッコミで、全てが説明できてしまうと思いますよ? 内閣調査室の仕事内容も理解できず、加計学園をモデルにした新設の医療系大学で生物兵器の研究とか、馬鹿脚本としか言いようがないでしょう?
これはノーベル平和賞にしてもそうですけれどね。もちろん劉暁波氏のように、権威ある賞だからこそ守れている命もあります。そこは否定しません。『映画大好きポンポさん』とか『漁港の肉子ちゃん』とか、日本のアニメは相変わらず素晴らしいレベルにあるのですが。『映画芸術』のような権威は、その素晴らしさを認められないのですから。日本アカデミー賞も、ポンポさんもエントリーできてない時点でゴミ屑同然。
まぁそれでも、映画館で見逃したいくつかの作品は、確認のためにアマプラやNetflixで鑑賞しようとは思いますけれどね。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ