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適応障害から2年9ヶ月の現在地について
適応障害〜休職中のあれこれ〜
は、適応障害になって休職をしてからのわたしの生活や感じたことを、
時系列で思い出しながら書いている。
この記事では、「現在」のことを書き記す場とする。
だって、過去ばかり見つめていても、ねえ。
現在の私の状況まとめ
・無職
・妻が出勤の際、車で送迎
・家事を適度に実施(気がついた時にやる程度)
・妻の送迎がなければ昼まで寝る
・とあるYouTubeチャンネルの動画制作(週1投稿)
・YouTube研究(ただ動画を見る。猫、しば犬多め。)
・Instagram研究(ただ投稿を見る。猫多め。)
・アニメ鑑賞
ざっと現在の私の日常的に行なっている行為を書き出してみた。
感情の動きについては、薬の効果もあってかと思うが、安定している方かなと思う。
今年(2024年)10月頭に、昨年(2023年)11月から勤めていたITベンチャー企業を退職。
退職理由は、抑うつ症状再発(最初の再発は4月、その後6月下旬ごろから退職まで欠勤)。
今年も働いている日数よりも、休んでいる日数の方が多かった。
2022年、教員の時に適応障害を発症し、約1年半の休職期間を経て転職に成功し、会社勤めができると思っていたが、
結果、ダメだった。
自分が「頑張れなかった」だけだと言われれば、そうだ。
頑張れませんでした。
会社はとても活気があり、働く仲間もとにかく「人格者」が多かったので、とっても好きな場所だったが、
頑張らないとついてはいけなかった。
わたしは頑張りきれなかった。
自分が思っている以上に、身体や心から悲鳴が上がるのが早かったかな。
やっぱり、自分では会社の仲間のことをとにかく考えて
「あれやらなきゃ」「これやらなきゃ」
と周りの人を優先する毎日だった。
それは普通のことなんだが適応障害を患ってからの私は、それがもうできない身体・心になってしまったのだろう、というのを感じた。
この2度目の退職で、今後の私の人生のあり方がなんとなくわかった気がする。
とにかく「頑張らない」。
社会的には良くないこととはわかっている。
周囲にしわ寄せが行くこともわかっている。
だが、私が生きるためには「頑張らない」ことを頑張ることが大事。
一番しわ寄せがいってるのはもちろん妻。
申し訳ない思いでいっぱいだが、頑張らないでなんとか生きていく道を模索したいと思っているのでご了承いただきたいと思っている。
そんな私は、登山での「出会い」がここ最近増えている。
初めましての人と山に登ってみたり、飲み会に参加してみたり、トレランの師匠に応援に行ってみたり、、、
そんな出会いを経て、今後やってみたいと思ったことが、
自宅でできる「ミシンふみ」である。
もちろん、それで稼ごう、とかではなく、あくまで時間潰し。治療の一環か?リワーク的なものだと思っている。
妻もミシンをやってみたかったらしく、今のところ妻の方がミシンに対する気合が入っているが、
私が目指すのは、自分の登山に持ち出す装備を自分で作ること。
わたしはなかなか毎日散歩とかに行けるような几帳面で前向きなタイプではないので、家でできる何かをすることによって、外に出るきっかけができれば良いと思っている。
そしてゆくゆくは、自分で考えた装備を、他人にも買ってもらえるようになったらいいな、くらいに軽く考えている。
そんな簡単なことではないと思うが、頑張らずにやってみたいと思えることをとにかくやろうと思う。
そういった装備を自分で作る上でやってみたいことは、
長期の登山旅。
みちのく潮風ロングトレイルという全長約1000kmのコースがあるが、人生に一度はそこをスルーで歩いてみたいと思っている。
なんか調子に乗ってるんじゃないかとか、
そんなことしてないで働け、とか
お叱りを受けそうな気もするが、
「頑張らない」と決めたので、ふにゃふにゃとやっていこうと思っているのが今の「現在地」である。
さて今後の私はどうなっていくのやら。
お楽しみに。