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適応障害(うつ病)と仕事について年始に考えたこと2025

帰省をした。

妻の実家をメインに、1/1〜1/6までの比較的長期滞在だった。

わたしは2022年4月に適応障害を発症、2023年11月に転職で社会復帰するも、2024年春に再発、欠勤・休職を経て10月に退職、現在無職(良く言えばフリーランス?)である。

現時点のわたしの状況を踏まえて、自分に対して思っていることは、

「あなた(自分)は一生まともなお仕事ができないんじゃないかな」

ということ。

朝7時に起きて支度をして、8時に電車に乗る。
9時に出勤して業務をこなし、18時に退社する。
帰りに買い物に寄って、19時半くらいに帰宅、翌日のお仕事に向けて体調を整え、準備する。

おそらくこんな日々を過ごすのが理想(いや世間一般)なのだろうと思うが、いまのわたしにはできる気がしない。

実家にいたころ(高校生まで)は、地方の時の流れもあってか、比較的さっき書いたようなルーティンを守りやすい環境だったのだろう。

地元で就職していれば、少しは違ったのかもしれない。
通勤にもそんなに時間もかからず、比較的おおらかな時間がながれている場で働ける。

しかし、関東では、圧倒的に時の流れが違う。
情報にまみれ、移動時間は異常と思えるほど長く、家にいる時間がほとんどない人もいるだろう。

教員として勤めていたころ、当然保護者との連絡もしていたが、放課後の時間で電話が繋がることはほとんどない。

共働きが基本で、保護者に来校を求めても、早朝か、夜19:30ごろか、そんなところである。
保護者の方々にはたいそう迷惑をかけた。
自分の働き方に合わせて呼び出すんだもの。
保護者の方には保護者の方の働き方があるのに。
とそんなことを言ったら学校運営は保護者の協力を得られずに崩壊を迎えるのだから、
なんとも人間は矛盾をはらんだ世の中を作り上げている。

そんな世界でわたしはいま、

昼に起きる

ソファに寝転ぶ

テレビのリモコンを右手に

スマホを左手に

用を足したくなればトイレに

それ以外はソファに横たわる。


ほぼほぼそんな毎日を過ごしている。

ところが年末年始となると、当然「家族」と過ごす時間となるわけで、
かなり規則正しい生活を送ることになる。

朝7時に起きてモチをたべ

午前中にはちょっとスキーでもしに行こうかと車で出発し

昼にはちゃんとラーメンをたべ

午後には雪山で運動する

夕飯はもちろんホテルのバイキングで

翌日朝7時からの朝食のために早く寝る。


そんな年末年始を過ごしてみると

普通の人、

世間一般の人々にとっては「安らぎの9連休」かとは思うが


普通じゃないダラダラ無職うつ病のふりして生きてるおじさんにとっては

体力的にかなりキツイと感じてしまうので

「気合いの9日勤」となるのである。

ガッツが必要である。

今回の私の帰省は6日間。

これでも私としては試練の6連勤である。


姪っ子甥っ子とプールとソリ滑りとプロレスとマリオカートで遊び、

自分の父母に忖度し、

義理の父母には気を遣わせてしまい、

義理の妹夫婦と長距離旅で雪道を合計15時間ほど運転し、

星野リゾートのOMO7を満喫しなければならず、

北海道の海の幸も腹がちぎれるくらい食べなければならず、

お世話になっているアウトドアショップやカフェへのお土産も考えなければならず、


体力も使い、頭も使い、心も使い、お腹も使い、、、


帰ってきた時には疲れはどっと出るに決まっているのである。

だって普段1日の歩行歩数が100歩にも満たない生活をしているんだから。


そう、テーマに戻ると、自分がうつ病だと言っている人物にとって、

世間一般では「回復」に当てられる連休が、

「消費(体力)」になってしまうのであれば、

そんな人材はいわゆる「お仕事」には到底向いていない、と感じるのである。

今回の帰省を踏まえて、なおのこと実感した。

わたしは、もういわゆる「お仕事」には戻れないことを。

フルタイムとかいうのは、わたしなんかは到底敵わないということを。

「いや自分でそんなこと発言している時点でダメでしょ。やろうと思えばできるって」

なんていう声が聞こえてきそうである。

適応障害になる前のわたしは、生徒たちにそう言っていただろう。
いや言っていた自信がある。
だって厳しすぎるって保護者から言われてたし。

今のわたしはその声が届かない場所に来てしまったようだ。

「きちんと順を追って体力を戻したり、少しずつ慣れていけばきっとできるようになるよ。」

それはいわゆる「頑張る」ってことで、

その「頑張る」ができないので、

いや「頑張る」をしないと決めたので、

わたしは順を追って体力を戻したり、計画的に何かしたり、なんていう自分にとって頑張らなきゃいけないことはしないのである。

だので、この帰省を通して、今一度自分は世間一般の「お仕事」には戻れない、と実感したのである。


何をそんな怠けたことを、こんなインターネットで世界に宣言してるんだ、けしからん。

いやほんとにけしからんと思ってもらって結構。

いま、わたしはただ「生きる」ことが目標である。

そのために、自分なら「できる」と思えることを

「できる」ペースでやっていくまでだ。


そんな中、今年一年の家族との約束が、体重マイナス10kgなのは

なぜ。

ほんとに「生きる」ために脂肪を減らしていくとする。


以上、備忘録。

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おまけ

妻の実家で振舞われた料理写真集。
いやこれパパとママが手作りなんて思えないでしょ。
どうなっちゃってんの義理のパパとママ。ほんとすごい。

えび、かに 奥には揚げ物 まじパーリナイ
ホタテデカすぎて一口で食えん
パパシェフコース料理①
パパシェフコース料理②
パパシェフコース料理③
パパシェフコース料理④
ママケーキ いや何回スイーツ食うねん 別腹すぎてなんぼでも食えるわ

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