チハヤ

好きなことは、まちを散歩すること、美味しいご飯と美味しいお酒を楽しむこと、音楽をすること。 最近はしずかなインターネットにいます→ https://sizu.me/chihaya

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  • 散歩日記まとめ

    美味しいものや素敵な建物を求めて、都内中心にのんびり散歩をした日記をまとめました。

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わたしたちの、分担を決めない暮らし

8月に二人暮らしを初めて、はや7ヶ月が経った。 特にトラブルもなく、平和に暮らせていると思う。 二人暮らしを始めたことを、付き合いの長い人々に話すときにされる質問の一つに、"家事の分担はどうしているのか"というものがある。 それに対して、"特に分担は決めていないよ"と返している。 家事の分担を決めないことで一番よかったと思ったことは、「やってもらったときに、感謝できる」ということだ。 この家事をどちらかがやると決めていたら、やっていないと決まりを守ってないように感じてし

    • 1人で好き勝手に過ごす夏休み

      夏休み4日目を取った。 特に予定はなく、かといってぼーっとして過ごすことへの謎の"もったいない精神"もあり、何しようかなと考えていた。 結局、午後からドラム練習を2時間入れ、午前中は日本橋でやっている「田中達也展」を見てから、ハリセンボンのYouTubeでやっていた新橋のうどん屋さん「七蔵」でお昼を食べる計画を立てた。 日本橋高島屋の10時半の開店に合わせて会場に向かうと、想像以上の行列に圧倒された。 そそくさとその場を後にする。予定の一つ目はあっけなく消滅し、しばし高島

      • 夏の神保町散歩

        わたしの会社の夏休みは、7〜9月の間で好きなタイミングに5日取得する、というものである。だからあえてお盆に合わせたり、まとめて取ったりしなくてもよいのが、個人的に嬉しい。 ここ数年のわたしの使い方は、5日をばらけさせ、隔週くらいで3連休にするのがお決まりになりつつある。 さて、そんな夏休み初日が本日である。 暑いことはよくよくわかっているが、やっぱり休日より空いている平日に、ちょっと街に繰り出したくなる。 最近また個人的ブームが来ているボードゲームのお店もあるという理由で、

        • エッセイ「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」を読んで

          週末、三國まりこさんのエッセイを読み終わった。 自宅のある駅の隣駅のセレクト本屋さんで見つけて、帯にあるよしもとばなさんと谷川俊太郎さんのコメントで興味を惹かれ、買ったものだ。 1つめの話を読んで、好きだなと思った。 初めて読む人の文章では、ここ最近の中でトップレベルで好きだった。 家族との出来事や、幼少期の話など、何気ない日常を綴ったもので、親近感のある内容ばかりだ。紡ぐ言葉は優しく、言葉にするのが難しい感情も自然と沁みるような言葉で表現しているのが、すごい。 エッ

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        • 散歩日記まとめ
          22本

        記事

          大森でのんびりデート

          6月14日は、恋人の誕生日だ。 当日はお互い休みを取ったので、どこにいきたいかといくつか候補を出したところ、しながわ水族館に行こう、ということになった。 当日、用事を済ませていた恋人と11時過ぎの電車の中で合流して、目的地に向かった。 京急の電車はかなり空いていて、進行方向に向いた座席に並んで座ると、さながら地方旅行の移動時のような気分になり楽しかった。 水族館に着くと、ちょうどお昼時間で、幼稚園児か小学生低学年あたりの子供たちがベンチでお弁当を広げていた。 子供達の

          大森でのんびりデート

          吉祥寺で好きを探す

          気持ちがだれてくる平日中日、無事年休を取れたその日はやや気温が高いものの、気持ちの良い天気だった。 午前中に諸用を済ませ、電車で向かったのは吉祥寺。 住みたい町ランキングで名前を目にしたり、街歩き雑誌でよく取り上げられ、魅力度も知名度も申し分ないこの町は、休日に二度ほど友人や会社の人と訪れたことがあるが、1人で行くのは初めてだ。 お昼を食べるためにまず向かったのは、雑貨屋兼カフェの「四歩」。 入り口から陶器のお皿が並んでいたり、ショーケースにケーキや焼き菓子が並んでいる

          吉祥寺で好きを探す

          わたしたちのベストな休日

          毎週同じことを思っている気がするが、やはり早起きをすると1日がうまく回る。 この土曜もしかりだった。 8時前には起床し、朝ごはんを食べ掃除を済ませ、11時前に恋人と家を出た。 近所のレンタサイクルパートで自転車を借りるのも、もう慣れた作業だ。 2駅先の魚屋を目的地にしながら、雑貨屋に寄ったり、紅茶が売りのカフェでのんびりした。 こちらのカフェがなかなか居心地良く、内装の雰囲気は落ち着いていながらどことなくアジアの雰囲気もある個性的なもので、なにより外から入ってくる風が心地

          わたしたちのベストな休日

          牡蠣好きの華金

          原田マハさんのエッセイを読むと、牡蠣好きエピソードがたくさん出てくる。 さすがに原田さんには敵わないけれど、わたしも結構な牡蠣好きだと思う。 だから、今住んでいる場所に引っ越してくる時、近くに気軽に入れるオイスターバーがあることを恋人に教えてもらった時は歓喜した。 なんてわたし得なんだ! 引っ越して一年弱、その間に恋人とは2回ほど、1人でも3回以上は行っている間違いなく近所で一番お気に入りのお店。 ところが少し前に、こちらのお店が閉店することを知った時はショックを隠せな

          牡蠣好きの華金

          島旅〜隠岐・海士町最終日〜

          2日目はこちら。↓ 明け方、夢を見た。 海のよく見えるホテルの部屋からまた朝焼けがやたらキラキラしていて、すぐにスマホのカメラで撮っていた。 ちゃんと目が覚めてカメラロールを見るとそんな写真はなく、実際の空は少し曇っていた。でも昨日の雨は止んでいて、厚い雲の奥の方に朝日が見える空も、綺麗だった。 朝風呂をし、開放感のあるラウンジのようなスペースで少し読書をしてから、朝食会場へ向かう。ごはんのお供がたくさんある健康的な朝ごはんで、ご飯をお代わりしてしまった。 朝食を済ませ

          島旅〜隠岐・海士町最終日〜

          島旅〜隠岐・海士町2日目〜

          1日目はこちら。↓ ぼんやりとした頭で最初に聞こえたのは、しとしとと静かに降る雨の音だった。案外心地よいその音を聴きながら、しばし二度寝を楽しむ。 6時半ごろだろうか、町内のスピーカーからラジオ体操のような威勢の良いメロディーが流れてきてぎょっとする。島全域早起きなのか、ここは。 早めに起きて身支度をしたり本を読んでゆっくりしてから、8時に昨日夕ご飯を食べた居酒屋スペースに入った。魚や卵、納豆、湯豆腐など、ザ・日本の朝食が並んでテンションが上がる。程なくして昨日お隣に座っ

          島旅〜隠岐・海士町2日目〜

          島旅〜隠岐・海士町1日目〜

          ゴールデンウィークの波が過ぎたタイミングで、2泊3日の一人旅を決行した。 場所は島根県隠岐の海士町。飛行機で米子空港まで行き、その後フェリーで3時間揺られながら爆睡し、昼過ぎごろに到着した。 20度ほどだと思っていた気温は25度もあり、暑いけれど気持ちいい晴れで、波も穏やかだった。 とりあえず腹ごしらえかと、到着した港から3分程度のお店「きくらげちゃかぽん」でランチをいただいた。 お店に置かれている島紹介の本を読みながら待つ間、窓から入る風が心地よかった。 発酵食品が

          島旅〜隠岐・海士町1日目〜

          念願の阿佐ヶ谷散歩

          わたしは一度行ったことはあるが、アド街ック天国で特集されていたのを見たのと、好きな漫画の舞台ということもあり、改めて行きたいと思っていた阿佐ヶ谷。ゴールデンウィーク後半4日目で、満を辞して恋人と行くことになった。 とはいえ日中は29℃ほどまで上がる夏日の予報だったため、早めに行こうと10時に家を出てレンタサイクルで向かった。 30分ほどで最初の目的地「Aさんの庭」に到着。あずまやの下でしばし休憩をしていると、鳥の声や葉が風に吹かれて掠れる音が耳に心地よかった。 その後ま

          念願の阿佐ヶ谷散歩

          新宿の知らない面を満喫する日

          ゴールデンウィーク後半は、1日有給を使って5連休にした。 朝イチから免許の更新をし、その後やりたかった楽器の大掃除や薬をもらいに行くなど、午前中に用事はおおかた済ませた。 お楽しみは午後からである。本日のテーマは甲斐みのりさんの本を参考に、新宿で過ごす1人遊びだ。まずは電車に乗って東新宿駅に向かい、そこからさらに15分程度歩いて着いたのが、「小笠原伯爵邸」である。 レストランは敷居が高いが、カフェなら気軽に入れる。紅茶を飲みながらしばし読書をした。 カフェ利用者は、平

          新宿の知らない面を満喫する日

          自分に合う動詞について考える

          「となりの雑談」というポッドキャストの中で、桜林直子さんが、自分に合う動詞についてお話をしていた。 以前桜林さんが参加したワークショップの中で、参加者がそれぞれ自分に合う動詞を考えるという課題があり、人それぞれ違って興味深かったそうだ。 選ぶ基準は、やっている時にアガる(楽しいもの)、止められたら苦しいもの、ほっておいたらやってしまうもの、これがなくなったら私じゃないもの。 桜林さん自身は、「考える、わかる、言語化する」だと言っていた。 聴きながら私も考えてみた。 ひとつ

          自分に合う動詞について考える

          ゴールデンウィークにやりたいこと

          4月も早いもので4週目。来週はお待ちかねのゴールデンウィークである。 吹奏楽団の練習の合間にふと、"ゴールデンウィークに楽器の掃除したいな。"と頭に浮かんだ。 そこから、数珠繋ぎにやりたいことがでてきて、なかなか気持ちがのってきた。 まず時間があるときだからできることとして、 先ほど挙げた楽器の掃除と、衣替えはやりたい。 楽器掃除を確実に遂行するために、とうとう掃除用のホースの購入までした。 4/27と5/6には、それぞれ別々の集団でマーダーミステリーをやろうとなってい

          ゴールデンウィークにやりたいこと

          オロカモノの休日

          酒は飲んでも飲まれるなとはよく言う。 そこまで飲んだつもりがないのに、次の日に響いてしまうと、ちょっと凹む。 昨日のお酒が残ったまま迎えた土曜日。 本で紹介されていた酒屋さんに行こうと思っていたけれど、酒に飲まれたやつが酒を買いに行くのはさすがに愚かだなと思い、やめた。 午後になればだいぶ回復してきたので、恋人と近所を歩き、おにぎりや稲荷、お団子やおはぎなどがショーケースに並ぶ老舗の和菓子屋でお昼を買った。 昼寝をして、美容院にいく恋人を見送りがてらまたひと歩き。 なか

          オロカモノの休日