#04 圧倒的な才能・能力の欠如。にもかかわらず、自身を「プロ」たらしめたものとは?
しがないエロライターだった俺が、ベストセラーのゴーストライターに成り上がるも、やがて朽ち果てるまでの軌跡を振り返るとともに、それを戒めとしてライターとして大成するための極意について書く。
今回は生意気にも、俺の考える「プロ論」について述べさせてもらおうと思う。
ライターや編集などの「本の仕事」に関わりたい人はもちろん、将来、自分が就きたい仕事のことで迷っている人や悩んでいる若い人たちの何か参考になればうれしい。
ども、多最上もがじです。
まず、プロの定義を確認しておく。
それはとても単純で、「食っていけてること」だ。
ライターなんて特にそうなんだけど、名乗るだけなら誰でも今日から作家先生だからね。
一流か二流かはさておき、その仕事で生活していけるだけのお金を稼げるかどうか。
稼げるようになったらプロ、そうじゃなきゃアマチュア。
付け足せば、稼げなくなったら元プロ。そういう認識。
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