【45秒でわかる】海外投資家が日本の国債を買う理由
日本国債の保有者に占める海外投資家の割合が初めて邦銀を上回りました。
日本国債の保有、海外勢が邦銀超え 3月末14.5%:日本経済新聞
今回のポイント
日銀のマイナス金利政策
低金利・円安で広がる金利差
為替予約が増えると更なる円安へ
背景には日銀の金融緩和が大きく影響しています。
日銀は銀行から国債を大量に買い、金利の上昇を抑えると共に市場にお金を供給してきました。
その結果、銀行が持つ国債の数は年々減少しています。
また、低金利の円が海外勢を後押ししています。
為替予約をすることで日米の金利差を享受出来るため、国債自体の金利が微々たるものでも投資の旨みは大きくなっています。
この為替予約は円を売りドルを買うものですので、為替への影響が出てきました。
為替予約が増えて米国の利上げも一服している今、些細な金利の上下で為替は不安定になりやすいでしょう。
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