【SDGs体験レポート】ホタテ洗剤を使ってみたら、おどろきの結果に・・・
あなたは「ホタテ」と聞くと、何を想像しますか?
おそらく、お寿司やバター焼きなど何かホタテ料理を頭に浮かべた方が多いのではないでしょうか。
実は、ホタテの貝殻を使った洗剤があるんです。
「ホタテの洗剤」と言われても、全く想像ができませんよね。
ホタテにはおどろきの洗浄パワーがあるそうなんです。しかも天然成分使用だから、人にも環境にもやさしい。
今回、キッチン用具の製造・販売を行う「KULASIFUL」の森島さんから、「ぜひ、ホタテパウダーからできたShellyという洗剤を使ってみてほしい」とお話をいただきました。
「SDGs」「環境改善」にもつながる洗剤とのことだったので、興味をもった私。けれども、「ホタテの力で汚れは落ちるのか?」という疑問もありました。
この記事では、Shellyを実際に使った体験レポートや使用するメリットをまとめています。
ホタテの洗剤を使った結果、どんな発見があったのでしょうか。ぜひ最後までお読みください。
SDGsな洗剤!Shelly(シェルシー)とは
Shelly(シェルシー)とは、日本産ホタテの貝殻から作られた100%天然成分の洗浄パウダー。
ホタテパウダーを水に溶かすと、強アルカリ性(ph12.5以上)になり洗浄効果を発揮します。
実は、家庭に潜む多くの菌はph12.0以上では生息ができないことがわかっているそうなんです。つまり、強アルカリ性であるShellyは洗浄効果が抜群。
水だけでは落としきれない汚れの除去が期待できます。
さらに、天然成分100%だから安心安全なんです。
スタッフがおすすめする使い方
パウダーの洗剤と言われても、どのように使えばいいのだろうと疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
私も、全然イメージできませんでした。けれども、予想以上にさまざま場面で活躍する洗剤だったのです。
スタッフがおすすめする使い方は以下の通り。
野菜や果物の洗浄(生野菜にもおすすめ)
まな板や包丁などの除菌
哺乳瓶や水筒などベビーグッズの除菌
キッチンの油汚れをとる
など、さまざまな場面で活用可能です。
安心安全な上、万能洗剤なのはうれしいですが、使用感はどうなのでしょう。
「本当にホタテで汚れが落ちるの?」と心配になりますよね。
今回は、「野菜の洗浄」「油汚れのそうじ」「調理器具の除菌」にトライしてみました。
使ってみた①:野菜を洗う
まずは、ホタテパウダーを使って野菜を洗ってみましょう。
今回は、旬である「トマト」「オクラ」「アスパラ」をチョイスしました。
使用方法
STEP1
野菜が入る大きさのボウルに水とShellcyを入れてよく混ぜます。今回は、一リットルの水に、Shellcyをひと振り。
それから容器に分けて、使用しました。
STEP2
浸け時間は5~10分。それ以上浸けると、野菜の栄養や色素も流れてしまう可能性があるそうです。
それぞれ10分間、浸けました。
STEP3
浸けた後の野菜は軽くすすぎ、Shellcyを溶いた水はそのまま流して大丈夫です。
この水を流すことで、排水溝の汚れも落とせます。一石二鳥ですよね。
実際にやってみると、思ったよりも簡単に無理なくできました。
いつもは、水洗いしかしていない私。正直、本当に意味があるのか半信半疑でした。
水をつけてから10分。変化はあるのでしょうか。
おどろくことに、小さな汚れがプカプカと浮いていたのです。
これが農薬なのか汚れなのかは分かりませんが、野菜をキレイに洗えたのは確かですね。
使用前は、少し手間がかかるから面倒ではないかと思っていました。けれども、実際に汚れを見たら、できるかぎり続けてみようと思えました。
少し余談ですが、トマトをつけ置きしたら、水が黄色に!
「どうして?大丈夫なの?」と心配になったので、スタッフの方にお聞きしました。
すると、以下の原因が考えられるそうです。
使ってみた②:油汚れそうじ
次はそうじの洗剤として活用しましょう。
柑橘系の成分で汚れが取れるのは知っていましたが、ホタテにも汚れをとる力があるのは初耳。本当にホタテの力で、コンロの油汚れは落ちるのでしょうか。
チャーハンを作ったあとのギトギトコンロで試してみました。
使用方法
STEP1
まずは、パウダーを溶かしてスプレーボトルを用意します。今回は、専用ボトルを利用しました。
正確にいうと、1ℓの水に1gなので、300mlのボトルの場合は0.3g。けれども、量るのがめんどうな方は一振りいれていただいていいそうです。
お言葉に甘えて、水を入れたボトルに、一振り。計量なしだと、あっという間にできるので、とても楽チンでした。
STEP2
気になる場所に、スプレーを全体的にかける。その後、10分程度おく。
STEP3
10分後、汚れをしっかり拭き取る
今回は、水で濡らしたタオルで汚れを拭き取りました。
実際にスプレーをかけて、10分放置したコンロがこちらです。
「あれ?ぬれている部分がプックリとしているような・・・」
スプレーをふきかけた部分の油が浮き出ていたのです。さらに汚れを拭き取ったら、ピカピカに!
油汚れのそうじは大変なイメージがあったので、ホタテの洗浄力を目の当たりにして、思わずテンションが上がってしまいました。
さらに、気に入った点は「匂い」。
洗剤独特の匂いが苦手なのですが、Shellcyは無臭。使用時も使用後も匂いを感じませんでした。
参照:
使ってみた③:調理器具を除菌
最後は、包丁とまな板を除菌してみましょう。
このご時世だからこそ、調理器具はしっかり除菌したいですよね。
使用方法
STEP1
まずスプレーを用意します。作り方は、先ほどと同様です。
STEP2
除菌する調理器具に、スプレーをふきかけます。
STEP3
10分程度放置。その後、しっかりすすぎ流してください。
ほとんどの雑菌はpH値が12以上の環境で生息できないため、Shellcyを吹きかけることで調理器具を除菌できるそうです。
塩素系漂白剤を使えない木のまな板や、木べらなどにも使用可能。
匂いを気にせず、天然成分でしっかり除菌できる点に、とても魅力を感じました。
参照:
どうしてSDGsにつながるのか?
とはいうものの、どうしてホタテで作られたShelly(シェルシー)がSDGsにつながるのでしょうか。それには、3つの理由が隠されていました。それぞれみていきましょう。
①毎年20万トン?捨てられる貝殻を減らせるから
一つ目の理由は、貝殻のゴミを減らせるからです。
2021年の農林水産省の報告によると、日本で一番輸出額が高い水産物はホタテ。海外から人気があるといえる一方、実は毎年大量の貝殻が捨てられているのです。
その量は、約20万トン。
貝殻埋立地では、悪臭や地下汚染問題が生じてしまうため、社会問題になっています。そこで、廃棄処分に困っていたホタテの貝殻を焼成して作ったのがShellcyです。
つまり、ホタテパウダーを使用すれば、大量廃棄を少しでも減らし、陸の豊かさを守ることに貢献できます。
参照|農林水産省|2021年農林水産物・食品の輸出実績(p.76)|
②生活排水が環境にやさしくなるから
2つ目の理由は、生活排水と大きく関わっています。
一般的な洗剤は化学物質を含んでいるため、排水すると川や海へ負担をかけてしまいます。
けれども、天然由来のホタテパウダーは、環境負荷が少ないだけではなく、川や海の水質改善も期待できます。
ふだん使う洗剤を工夫することで、陸や海の豊かさを守れるのです。
③持続可能な食料生産につながるから
長期的に見れば、持続可能な食料生産につながるといえます。
食料を生産するには、豊かな環境は欠かせません。
環境にやさしい洗剤を使うことで、環境が豊かになれば、栄養のある食料の生産や供給が可能になります。
持続可能な社会が求められる今だからこそ、洗剤選びもつかう責任が求められているのかもしれません。
ホタテパウダーを手がける「KULASIFUL」の想い
今回紹介したShellyを販売しているのは、「KULASIFUL」。安全性・デザイン性にこだわり、身体にも地球にもやさしいキッチン用品を製造・販売しています。
ホタテパウダーの活用を通して、
「だれもがSDGsの取り組みに気軽に参加してほしい」と考えているそうです。
人と自然が共存できる優しい社会の実現に向けて、毎年6月18日「ホタテの日」に環境改善啓発活動を実施。
毎日料理や家事をする方に向けて、Shellyの体験イベントを実施しています。
日常の習慣を環境にやさしい習慣に変えることは、SDGsの目標達成に大きく貢献するのではないでしょうか。
参照:
「Shelly」はこんな方におすすめ
今回実際に使用して、
「手軽さ」
「天然由来の安心感」
「環境負荷の少なさ」
に魅力を感じました。
これならズボラな私でも習慣化できそうです。
使用すればするほど、自分だけではなく環境のことも大切できると思うと、作業が楽しくなりました。
ホタテパウダーからできたShellyは、以下の方におすすめしたいです。
安心安全な洗剤を使いたい
野菜や果物の汚れや農薬が気になっている
環境にやさしい洗剤を探している
しっかり除菌をしたりけど、安全性にもこだわりたい
洗剤独特の匂いが苦手
このような悩みを抱えている方には、ピッタリなのではないかと思いました。
あなたも、ふだんの家事を環境にやさしい習慣に変えて、SDGsへ貢献してみませんか?
ホタテパウダーからできたShellyのサイトはこちら↓
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