休職日記、これにて終了。
長らく更新していないまま年を越した。
昨年11月初旬から徐々に復職の準備を始め(朝だけ会社の近くで人事と面談するなど)、12月から時短で復職した。5月末から二ヶ月間の予定だった休職期間は、結局、半年間となった。
前回の日記は9月末で終わっていたが、10月がかなり心理的影響の大きい月だった。
10月中旬に台風があったが、それとともに、恋人と別れた。お別れに向かって歩んでいるような感覚がここに結実された。かなり辛かったが、全てにおいて全く後悔はしていない。付き合うことを決めたことも、付き合っている間の自分の行動も感情も、別れを選べて自分から切り出し、それを貫き通せた強さも、全てが愛おしく誇らしく思える。彼は時間を奪ってしまってごめんと言ったが、何も奪われていない、奪ったと思えているのなら大きな勘違いであり言ってしまえば自惚れである。奪われたものは何もないよ、得られてしかいない。本当にたくさんのものを得て、私は人間的に進化したと思える。まだ辛い気持ちがぶり返すことがあるけれど、環境に支えられてしっかり生きていける。
別れてからはそれまで頑張っていた勉強などは一切手につかなくなった。そして体調不良が続いた。停滞感溢れる期間だったが反動で別のこと、人間関係のことに頭や心やそのほか人的資本を投入し、ここでも新たな学びを手に入れられた。
復帰後、会社の環境は暖かくありがたい。そして復帰したことで、やはり私のいたい場所はここではないとしっかり把握できた。
不安は大きい、が、やってみるしかない。自分のやってみたいようにやってみるしかない。
年明けから早速体調不良だ。昨年からの体調不良の続きとも言えるのか。。。
この一ヶ月は間違いなく満足に動けない。身体も辛いし心も沈んでいる。でも、やれることをやれる範囲でコツコツやっていくだけでも、例えば休職前の何もできずモヤモヤし続けて同じ場所をぐるぐる徘徊していた頃より、ずっと進むことができるのではないかと思う(鼓舞している)。
辛いときはいろんなものに頼ろう。そしていろんなものにしっかり感謝できる心を持った人であろう。頼り方がまだ頼りないが。
休職前と今とでの大きな変化は、こう思えるようになったことかもしれない。それは、素晴らしいタイミングで、大好きで大切で特別だった人との別れという経験を得られたからこそ現れた、新しい自分だ。