立秋
8/7~8/22頃、二十二節気は「立秋(りっしゅう)」でした。
涼風至 (すずかぜいたる)
8/7~8/11頃
暦の上では秋になり、涼しい風が吹き始める頃です。
ですが、8月上旬に秋になると言われても実感が伴わないですよね。
わたしもふだんの暮らしにおいては、この時期まだまだ蒸し暑くて、むしろ夏最盛期じゃん!と思っていました。
登山を始めて自然と触れ合うようになって初めて、暦の季節感が体感できるようになってきました。
都会で室外機の熱風を浴びていてはかないませんね。
寒蝉鳴 (ひぐらしなく)
8/12~8/16頃
ヒグラシというセミが鳴き始める頃です。
「カナカナカナカナ」が聞こえてくると、なんとなく物悲しい気持ちになりますよね。
それまではアブラゼミやミンミンゼミなどにぎやかなセミさんばかりだったので、ヒグラシが出てくると秋の気配を感じます。
わが家の周りにはヒグラシさんはあんまりいないようで、まだアブラゼミさんが現役です。アブラゼミさんは大きな声でジージー鳴くのでちょっとうるさくて苦手です。
先日、公園でセミを見ていたときにふと、「子どもの頃って虫を手づかみでとっていたよなぁ」と思いまして、やってみようかなと思ったんですね。
目の前の手の届くところにアブラゼミが止まっていたので、おそるおそる手を伸ばしてみました。
あと1cmのところで、「ジッ!!!!」と飛び立ってしまい、わたしは驚いて「ヒェッ!!!!!!!」と叫んじゃいました。ちょっとこわかったです。
子どもの頃の恐れるものは何もない無敵状態、なんだったんでしょう……。
蒙霧升降 (ふかききりまとう)
8/17~8/22頃
立秋の末候、深い霧が立ち込める頃です。
8月は北アルプスの白馬岳に登りましたが、ピカピカの夏山はもう終わっており、秋が始まっていました。
明るくて濃い緑から少し枯れた緑に移行しているところです。
お天気も不安定で雨が降ったりやんだり。雲の中をず~っと歩く山行でした。
さてさて。
このnoteの七十二候シリーズの遅れもいい感じに取り戻せてきた気がします。
投稿日はすでに季節が先に行っていますが、次こそは間に合うのでは?とたかをくくっています。
朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
秋は中医学的に「肺」に影響が出やすい季節です。
空咳が出たり肌が乾燥したりなどのトラブルが出やすいので、しっかり睡眠をとって休息しましょうね。
ご自愛ください。
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