大寒
1/20~2/3頃は「大寒(だいかん)」。
いちねんでもっとも寒さが厳しくなる時期です。相も変わらず寒い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。わたしは河川敷でジョギングをするのですが、日中でも冷たい風が吹きつけてくるのでちょっぴりつらい気持ちになります。
とはいえ、外を歩くと春の気配もちらほらと感じ始めています。空の色がすこし濃くなって、ウグイスを見かけるようになりました。年末年始頃のツンと肌を刺す寒さはやわらいで、空気もしっとりしてきました。
款冬華 (ふきのはなさく)
1/20~1/24頃
フキノトウが出始める頃です。「はなさく」と表現されますが実のところこの時期はつぼみの状態で、花が咲くのはもうすこしあたたかくなってからのようです。
フキノトウは天ぷらで食すことが多いのでしょうか。わたしは食べたことがない?(記憶がない?)です。旬の食材、食べたいなぁと思っていてもあっという間に時期が終わってしまって、なかなかアプローチできずにいます。
水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)
1/25~1/29頃
沢の水ですら凍ってしまうほど寒さが厳しい頃です。
こどものころは朝いちばんに霜柱をふみしめたり水たまりに張った氷を割ったりして楽しんでいました。
どうにも大人になってから、そういった小さな自然への好奇心が減衰しているような気がします。ダンゴムシを投げて遊んでいた頃はそのへんの道端ですらきらきらして見えましたよね。
行動範囲は広がっていますが、その分世界への解像度が落ちているのかもしれません。
鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)
1/30~2/3頃
いちはやく春の気配を感じた鶏が卵を産み始める頃です。
いまや養鶏の恩恵でいちねんじゅういただける鶏卵ですが、本来鶏の産卵期は春から初夏、2月~4月だそうです。
わたしの祖父母宅は農家で、家畜としてチャボやウズラを飼っていました。
たまに遊びに行くと朝どれの新鮮なたまごをいくつかもらって、家で食べていました。わたしもそのうち庭に鶏小屋を建ててなんらかの鶏を飼いたいなぁと思っています。
さてさて。2/3は節分。翌日の2/4は春分です。
春はもうすぐそこまで来ています。季節の変わり目は体調を崩しやすいですから、しっかりとご自愛していきましょう。