スチュアート・ハグマン監督『いちご白書』(1970年)

あまりにも懐かしい音楽によって心を持っていかれてしまった。

学生たちが食事をして休息を取るシーンで流れるクロスビー・スティルス・ナッシュ & ヤング「Helpless」。

サイモンとリンダが二人で過ごすシーンに流れる同「Our House」。

なかでも、体育館に集まった学生たちが床をたたきながら歌うプラスティック・オノ・バンドの「Give Peace a Chance」(『平和を我等に』)は感動的!

そして、学生たちが警察や州兵たちに殴られ蹴散らされ拘束されていくラストシーンに流れるは、バフィー・セントメリー「サークル・ゲーム」!
たしかに、歌が生まれる映画だ。/

1965年〜68年:ベトナム反戦運動/
1968年1月〜8月:プラハの春/
1968年5月:パリ五月革命/
1968年 - 1970年:全共闘運動・大学紛争/

1971年〜72年:連合赤軍事件/

政治の季節に遅れてきてしまった僕は、生涯その負い目を抱えて生きていくことになった。

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