知るって楽しい!シリーズ《くるみ割り人形の世界》
福井県立美術館ヨコ、美術館喫茶室ニホさんにて、《くるみ割り人形の世界》の講座を開催しました。主催はCRESCENTさん。
10月に開催した「バレエの歴史」に続く第二弾。12月といえばのバレエをピックアップしました。
チャイコフスキーの三大バレエと言われている《白鳥の湖》《眠れる森の美女》そして《くるみ割り人形》。語るには相当時間が必要…というそれぞれに魅力たっぷりの作品たちです。
CMやテレビ、映画等等でも耳に馴染んでいる曲が多く、「これだったのか」と気が付く曲が多いのも、この作品たちの音楽の特徴です。
今回はチャイコフスキーのこと、マリウス・プティパが築いたクラシックバレエのこと、そしてくるみ割り人形の1幕と2幕の見どころを解説しました。
2幕のディヴェルティスマン/単独の踊りが民族舞踊となっており、それぞれのステップや仕草の意味を知ると、観劇する時に何の踊り(どこの国の踊りか)の想像がついたり、また踊る時にも表現のヒントになったりもします。
そんなポイントを解説しました。
しかし、何も知らなくても、音楽の壮大さや舞台装置のファンタジックな雰囲気、またダンサーの踊りで十分満足出来る作品です。
正直、実際それで十分だとも思います。
ただ「知って」観ると、自分の中での発見・つながりが生まれて、ニヤニヤ出来ると言うか、何ともマニアックですがそんな満足感を味わえるようになるんですよね。
これはバレエに限らず、どんなことであってもそうなのではないかと私は考えています。
ちょっとしたことでも頭の片隅に情報があると、ある時ふと繋がる。
それがとても楽しい経験になると思います。
バレエや舞台芸術にまだ足を踏み入れていない方、ぜひぜひ「くるみ割り人形」からスタート。雰囲気を味わってみてください。
12月の楽しみが増えますよ〜♪
ご参加下さった皆さま、そして主催のCRESCENTさま、美術館喫茶室ニホさま、本当にありがとうございました。
次回は2月に【解説で見る!ボリショイ劇場バックステージツアー】を開催する予定です😊まだまだ続く寒い冬、観光気分でご参加頂けますと嬉しいです。
さて、今月はオンラインでもこの《くるみ割り人形》のお話会を開催致します。
12月17日(日)20:00-21:00を予定しております。
ご都合よろしければ是非。
インスタの方からも情報アップしますのでチェックしてみてください。
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