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【読書記録#1】天然日和(石田ゆり子)

こんにちは、えむです🪴

今日は、ずっとやってみたかった読書記録を投稿しようと思います。

本を読んで自分の感じたことがうまく伝わるように表現するのがとても難しく、何度も書き直したので時間がかかりましたが、やっと完成できました!

つたないところも多いと思いますが、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです!


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本を読むようになったきっかけ

子どもの頃の私は読書が好きで、小学生低学年の時は、休み時間になると、図書館で絵本や文字が大きめの小説をよく読んでいました。

人見知りで集団行動が苦手な私は、人目を気にせず一人でいられる図書館に、居心地の良さを感じていた記憶があります。

中学生くらいから、部活や塾で忙しくなったからか、自然と本との距離が離れていきました。

それから私は、雑誌や参考書くらいでしか本を読まなくなりました。


そんな私が、また、趣味として本を読むようになったのは、適応障害になり休職してからのことです。

ふと立ち寄った、商業施設に併設された本屋さんで、俳優の石田ゆり子さんが執筆したエッセイ「天然日和」がぱっと目に入りました。

私は以前から、石田ゆり子さんの、「穏やかでかわいらしいのに品のある雰囲気」に憧れていたので、どのような生活の中でどのようなことを考えているのか知りたいと思い、本を購入しました。

この本との出会いが、私に本を読むことの楽しさや心が温まる気持ちを思い出させてくれました。


「天然日和(石田ゆり子)」の感想文

天然日和は、石田ゆり子さんが32歳の1年間に書いた日記を元に作られたエッセイです。

本を読み始めて私が一番に感じたことは、石田ゆり子さんの暮らし方が私の理想であるということ。

「犬や猫などのたくさんの動物や、自分が好きなインテリア雑貨に囲まれ、料理や散歩など、目の前の日常生活に幸せを感じる。」

私は、振り返れば高校受験のあたりから、漠然とした将来への不安に備えて、今の選択をすることが多くなり、「今を楽しむ」という感覚がなくなっていたと気づきました。

もちろん、そうした過去の自分の選択に今の自分が助けられている部分があることも事実ですが、1年前の自分が、1年後まさか休職することになると思っていなかったように、人生は何があるか分かりません。

なので、「分からない将来に備えて今を生きる」のではなく、「今を楽しんで生きた結果にある将来」のほうが、自分の心は満たされていると思うようになりました。


本を読み進めると、石田ゆり子さんは読書が好きで、ものごとをとても深く考える人だと感じました。

考えたことを自分の言葉にして、本の中でたくさん表現しているのがとても印象的でした。

優しくも芯のある考え方に、私の心は何度も軽くなりました。

具体的にここの部分!と表現するのが難しい(文章全体の流れから感じてほしい)のが悔しいのですが、ぜひ読んでみてほしいです。


石田ゆり子さんは、「天然日和」の後にも2冊のエッセイを出しています。
(「天然日和」で石田ゆり子さんの書く文章の虜になった私は、もちろん購入済みです(笑))

この2冊もとてもおすすめなので、興味のある方は是非読んでみてほしいです!

「旅と小鳥と金木犀」は、「天然日和」と同様に、テキスト中心の日記エッセイです。

「Lily ――日々のカケラ――」は、3つのエッセイの中で1番最近のもので、石田ゆり子さんの自宅のインテリアやかわいい動物たちの写真とともに、好きなものについてや、心地よく生きるための考え方などが綴られています。
(個人的には、103のQ&Aが、ふっと笑顔になれる回答が多くていいなと思いました!)


読んでいただきありがとうございました。

えむ🪴

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