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わたし最近、推しを見ると泣いてばっかだな

生まれて初めての推しは平手友梨奈だった。

欅坂46初出場の紅白歌合戦でデビュー曲「サイレントマジョリティー」を披露した平手を見た中学3年の私はテレビの前で微動だにしなかった。

アイドルと言う概念を覆されて、その中でも平手にしか目がいかなかった。後で調べて私が平手と同い年だと知った時、あまりの親近感に胸が高鳴るのを覚えた。

時を経て高校3年生、最初で最後の欅坂46としての現場は「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE@日本武道館」に一人参戦だった。ライブグッズ(ペンライト)を買うのに2時間半並んだのも、今となってはいい思い出。

今でも覚えてるのは日程が試験2週間前だったけど関係なく足を運んだ事。クラスメイトに何かのタイミングで聞かれて答えたら「(試験前なのに)ライブ行くの?」みたいなちょっと冷たい反応されてしまって。

高校で私が所属してたのは特進コースと言って大学進学を目指す人が多く入るクラスで、その子は勉強だけできればいいみたいな、ちょっと勘違いしてた子だった。

だから気にせず行ってやったし、結果的にいいリフレッシュになった。

この目で平手を見れた、何より生で大好きな楽曲「黒い羊」のパフォーマンスを見れた事、平手と同じ空気を吸えたあの瞬間は。心が震えて、人生の走馬灯レベルになった。

平手は当時の私にとっての「特別」だった。

中高時代、どれだけ私の心が死んでても、物理的に死にたいと思っても、学校行くのがしんどいと感じた時も。

平手のパフォーマンスがあったから、平手友梨奈と言う存在のおかげで、私はあの地獄で何とか死なずにいられたんだと思う。

脱退してからしばらくは追ってて、ここ数年はちょっと離れていたけど、ドラマとかで演技力も磨いてて、事務所移籍の度にネットニュースでその名前だけは目に入って。新曲も出して。

今も平手友梨奈はそこにいる。

そう思えたらなんかまだ、死ななくてもいっか、って思えちゃう。

今日久しぶりに数年前の楽曲「ダンスの理由」のMVを見たら、意味分からないくらいにボロボロ泣いちゃって。

平手が平手でいることを選んでくれてありがとうって、あの時の事を思い出したんだ。

あとMrs. GREEN APPLE- WanteD! WanteD! (Side Story ver.)でも平手がソロで表現してて。

この動画も本当に久しぶりに見たんだけど、ボロッボロに泣いた。私、最近推しを見ると泣いてばっかだな。

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