「まだ、人生に絶望するのは早すぎる」
と、あの日見た瀬戸内海と、STU48が、教えてくれた。
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死ぬメリットとデメリットを考えた時、私の中で天秤の比重が後者に傾くから、今はまだ、自分から死ぬことはしない、と思う。
私が生きてたって死んだって、クズの温床である地元の多くの同級生にはどうだっていいことだし、私が犯罪者になったって、どうせメディアに好き勝手言うんだろ、って思ったら、もう私は死んだ方がいいって思う。(強い言葉ですみません、中学にいい思い出がなくて…)(ならないし死なない)
でも、私には、地元の唯一の友達と、高校来の唯一の友達と、大学生以降になって知り合った、沢山の、大事な人達がいる。
地元なんてゴミだし、今のところ恨みばかり。
でも別に、地元は私の生きる全て、じゃない。
私には、瀬戸内海がある。
おおらかで優しい、その全てを包み込んでくれるような、存在感。私はまた絶対、瀬戸内海をこの目で見るんだ、と、昨年、訪れた時に思った。
訪れる前、訪れた後。STU48の「瀬戸内の声」を聞く。
あのMVに出てくる、諸々の風景に胸を打たれて、見る度に涙を流してしまう。同じ国には、こんなにも美しい、心が震える、場所がある。初めて訪れたのに、「ここが私の故郷なんだ」と、明確に思えた、居場所がある。
こんな、ゴミでクズみたいな場所が、全てじゃない。
私は地元も、地元がある東京も、大嫌い。"東京住まい"ってだけでよいしょされる風潮も、意味分かんないくらい嫌い。こちとら東京の田舎なんだよクソ野郎。(はい、また強い言葉ですみません…)
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