noteのデザインアシスタントを3ヶ月やってみて思ったこと
こんばんは、田渕です。
今回は、8月からnote株式会社でデザインアシスタントのアルバイトとして日々学んでいることをここで初公開しようと思います。
今までは完全に自分が書きたいことを書いていたのですが、ノ社(note株式会社の略称)の業務のことを書くことは初めてでとても緊張しています。
ノ社の方々はもちろん、noteに興味がある方・私と対面で話したことがある方・就職活動で出逢う方々など今後このnoteはかなり重要になってくるんじゃないかと思いながら書きます。
では、拙い文章ですがはじめてのデザインアシスタントという肩書きでの一学生のありのままを書くので、どうぞご覧ください...!
ノ社におけるデザインアシスタントとは?
実はというか、デザインの現場では当たり前ですが、肩書きからしてずっとデザインのことをやってそうですがそうではありません。
私の主な業務は、ほぼnoteデザイナー川井田さんの業務のアシスタントをしています。
それは社内でのバナー制作やnoteグッズを量産するという単純作業まで、
つまり制作からモクモク作業まで様々なことを経験させていただいております。
とはいうものの、noteのグッズを量産したりすでにあるものを少しnote色にしたりするこの作業。
一見単純作業には見えますが、noteの世界観に沿って作業をしているのでブランディングデザインの一環として経験させていただいております。
(先月からブランディングコースを選択している私にとってはとても良い経験をさせていただいているなと思っています)
noteデザイナー川井田さんとの出逢い
これを語らずにこのnoteを進めることはできません。
私がアシスタントをさせていただいているnote凄腕デザイナー川井田さん。
以前の行動記録noteにも書きましたが、私の超基本的な質問にも懇切丁寧に教えてくださるので毎回感謝しきれない気持ちでいっぱいです。
また、デザイン分野において川井田さんは長い間グラフィックの世界で働いていた超ツワモノでもあります。
ですので、グラフィックデザイン科で専門学校を入学した私にとっては単なる''デザイン会社の補佐をする方’’ではなく、’’デザインの大先輩’’になります。
そのほかにも、デザインに関する本や記事を進めてくれたり、自主制作のフィードバックをしてくださったり、社会人としてのマナーを教わったりなど。
デザイン以外にも日々様々なことを教わっています。本当に有難い限りです。
!ちなみに!
ヘッダーのnoteカードも川井田さんが制作しました。
私も複数枚所持しているので、行動先や友達に渡したりしています。
これからの行動先で私と会う方にも渡すつもりです。
note、はじめませんか?と。
やったこと
全部載せてもしょうがないのでいくつか限定して載せていきます。
プレースホルダーの案だし
プレースホルダーとは、入力フォームの記入欄の中に記述される、入力に関するヒントを示したテキストです。
この写真のプレースホルダーには、「こんばんは。お体にお気をつけてくださいね。」と書かれています。
これはnoteの世界観に合ったあたたかみのある文言となっており、今から投稿する人が最初に見る場所となっております。
また、案出しの段階ではこのほかに数十案の文言も考えていました。
今後も最適な文言を模索していく予定です。
バッジ三段階(金・銀・銅)
今月反映されたものですね。
今まではバッジが金色しかありませんでしたが、金・銀・銅と段階を示すことによって「金バッジを目指すぞ」となりユーザーのモチベーションが上がる仕組みとなっております。
制作としては、金色バッジの色数やトーンを見ながら銀・銅に置き換えていきました。このハートマークは形が単純で簡単だったのですが、フォローした際に獲得する握手マークは色をつける面が細かく分けられており難しかったです。
男はつらいよ特別試写会バナー
これは実はテキストを文字打ちした後に、Illustratorで加工を施してあります。
文字がポテッとダマになるような書体をイメージされて制作をしています。
私は文字は好きですが、フォントを選択して完結しているのでこういう+aのことを今後活用していきたいと思いました。
営業用資料をkeynote・googleslideに変換
これはほかの担当の方が作成した資料をkeynote・googleslideに変換する作業です。パッと見ただけでは分からない細かいところまで(字間・行間・グリッド)揃えて、更に綺麗で見やすいな資料を作成していきます。
プロジェクターに映す資料から直接渡す資料。
用途は様々ですが人に見せるという点が共通しており、この資料を見てノ社やnoteのことを詳しく知ることとなるので、見た人が違和感を感じない見やすい資料づくりを心がけています。
そのほかにもノ社の方の名刺入稿前データを作成したり先日話題になったnoteお茶会のお菓子の買い出しや新機能を企画する際のリサーチなど本当に色々なことをやらせていただいております。
学んだこと
スキルやアイデアより一番思ったことは、デザイナーだから気づくことができる、デザイナーだから提案できるということ。
良い例として、資料づくりなんですけど言ってしまえばアプリを使える人なら誰だってできる業務です。
ですが、デザイナーだと一般の方が気づかない細かい箇所に気づいたり、もっとこうした方がいいと新しい提案ができます。
なのでデザイナーに頼むのです。
私もクライアントからの要望以上の、+aのことを提供できるようになりたいと思いまいした。
体感したこと
学校と現場の違い
これは日々一番感じていることなのですが、学校で習ったことが実際の現場で活用できない点です。
専門学校を今年入学したばかりで、数ヶ月数時間の授業が実際の現場で役立つということの方が少ないかもしれません。ですが、それにしても少なすぎると痛感しました。
なので現場のことをもっと知りたいしもっと仕事ができるようになりたいと思って本を買ってたまに読んで勉強しています。
ノ社の企画から制作までのスピード感
どの担当の方も企画を発案してから業務に取りかかることがとても早いと思いました。
デザインも、広報も、エンジニアも、デイレクターも、全員がです。
そして先月リリースされたnoteが2000万人MAU突破したという記事が一番この事実をもの語っています。
ノ社の方々のプロフェッショナルさ
はいってからわかったのですが、ノ社がすごいというよりノ社の方々がすごい。
経歴やスキルはもちろん、強制されなくても業務noteを書いたり業務外でも質の高いアウトプットをし続けたりされています。
今まで画面上や紙面上でしかプロフェッショナルの人を見たことがなかったのですが、この3ヶ月同じ空間にいてツワモノの周りにはツワモノが集まるんだなと再認識しました。
noteのみんなにノ社の方々の素敵なnoteがたくさんありますのでぜひ見てみてください!
イベントの多さ
ノ社はイベントや勉強会が多く、多い時には1日2本のイベントが開催されています!
noteユーザーにもnoteを開発している会社に行けることは嬉しいし、ノ社側としてもnoteに対する関心が高まったり何より発信が増えることは喜ばしいことなので、とても良いなと思っています。
私も社会人になって時間が空いた時に、気になるイベントがあったら行ってみようと思っています。
こちらのnoteイベント情報から今後のイベントを知ることができるのでぜひ見てみてください!
身についたこと
(小さなことです)
ググる癖がついた
日々の業務の中で聞いたことがない横文字や英単語を聞くことが多いので、知らない単語が出たらすぐに調べる癖がつきました。
みんなが話している内容を「分かりました」で終わるだけではなく、しっかりと理解したいと思い先週末に英単語やIT用語のアプリをインストールしてみました。
現在進行中で頑張っています。
ショートカットキーの多用
とてもパソコン初心者丸出しですが、これは今までPCやゲーム機などの電子機器を禁じられていた私にとっては変わったなと思う点です。
入る前に比べたら作業をするときにショートカットを使うことがとても増えました。今では、PCをさわるときは左手をcommandキーに置きながら制作をするようにしています。
作業効率は上がることはもちろん、一つ一つの動作が短縮されるので自分の中で
制作するにあたってのモチベーションにも変化が起きてやりやすくなりました。
Illustrator・Photoshop技法
少しですが社会人としての礼儀
学生のうちから社会を知り、身を置くことはとてもいいことだと思っています。
(元社会人経験談)
業務でも、他社に送るメール文や他担当の方にデータを送る際などの言葉遣いなど社会人としての基礎的なマナーなども、今はまだ学生だから完全ではないですが徐々に身につけていきたいと思っています。
業務外でのデザイン勉強
なんと、業務中でもこんなに様々なことを学んでいるのに、業務外にデザインの勉強をすることができるのです!
しかもnoteデザイナーの方からの個人指導です。
このnoteを読んでいる方の中には、ノ社に部活動が存在することをご存知な方も多いと思います。
noteデザイナーの佐賀野さんはnoteカメラ部というカメラが好きな方が集まる素敵な部活に所属されています。
私はというと、デザイン入門という部活動に所属と言っていいかわかりませんが、予定が合う日は必ず参加するようにしています。
まとめ
おそらくこの先、note株式会社は想像以上に新機能を出し続け今よりもっと多くのユーザーの心を掴み取ることとなると思います。
そのときに私はどんなデザイン会社でどのような業務をしていてどういう方々に囲まれて働いているかわかりません。
もしかしたら、デザイン以外の仕事をしているかもしれません。
(ぐっ・・・デザインで生きたい・・!)
ですが、確実に話せることはあのときあの場にいて、noteのデザインに関わっていたということ。
これからどんなデザイン人生を送るか想像できないからワクワクしているのですが、私にとってはアルバイトでしたが、はじめてのデザインの現場でした。
この先どのようなデザイン人生を送ってもノ社での経験は絶対に忘れないと思います。
そして将来note新規リリースなどを体験して「今日も頑張るか!」と未来の私は働いていたらなと思います。(とんだ花畑志向だと思った方すみません)
noteがこれからどうなっていくかとても楽しみにしています。
これからの就職活動に向けて
今後も定期的に業務noteを書きます。
今回は3ヶ月でまとめていますが、この3ヶ月いろいろなことを経験させていただきまして、その一つ一つの刺激をまとめることがとても大変でした。
ゴールはまだまだ先ですが、その分時間がたくさん残っています。
就活直前になって後悔することがないように、今やれることは精一杯やりきって一つ一つ自分のものにしていけたらなと思います。
最後になりましたが、こんな私のあと少しのお付き合いをこれからもよろしくお願い致します。
2019.11.3 田渕 萌
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