Moe

鳥取大山流域でmimori*プロジェクトをしています。人と自然がともに繁栄する視座、変容してしまう旅を届けたい。

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鳥取大山流域でmimori*プロジェクトをしています。人と自然がともに繁栄する視座、変容してしまう旅を届けたい。

最近の記事

身体を通して生態系を学ぶ@大山 part2

前回に引き続き、「プラネタリーヘルス・ツーリズム」での体験記。 自然とは本で読み、論文で正確な情報を得るものと思っていた頭でっかちの私にとって、世界に気づきなおし、体で学ぶことで気づくことで今までと違う視座に出会えることを知りました。 「何があったのか?」忘れないように残していきたいと思います。 神社の参道は先人が残したメッセージがある?神社の参道で気付いたのは、森を成り立たせている生き物の連環が神社の参道から学べる事実。仏教以前から続く磐座信仰は、火山列島である私たちの島

    • 身体を通して生態系を学ぶ@大山 part1

      体を通して自然界の物理現象を学ぶことの大切さを知ったあいだのラボ「有明海・諫早湾フィールドワーク」から2年。 再びあいだのラボで参加した「鳥取大山フィールドワーク」で身体知性の重要性に気づきました。その時のフィールドワークについて執筆しています。 桐村里紗さんとの出会い「気候変動」「環境問題」「自然再生」と続くと人の存在は悪なのか?という考えに辿り着いてしまう。 世界人口が70億人を超え、土壌を枯渇させながら食糧を生産しているなか、どのように人を養うのか?自然破壊を止める

      • 身体を通して生態系を学ぶ@有明海・諫早湾

        本記事では、環境問題がこれだけ提起されるなか、「自然の物理現象を身体を通して学ぶことが必要なんだ!」と思うに至った経緯を書いています。 2020年成人式を迎えた1ヶ月後、コロナウイルスの広まりと自粛生活が始まりました。「私の人生は水道管と何が違うのだろう?」 自粛生活のなかで自分に問いかけたことでした。 できるだけ外に出ず、Amazonで届いた食材と水道管から運ばれてきた水を三食を頂いて、フルリモートのバイトと大学の授業を受けて寝る。 危険に晒されず、生きることにも困らない

        • 自己紹介_2024年6月

          坂上萌(Moe Sakaue)です。 リジェネラティブデザインについて勉強しています。 今は鳥取大山をフィールドに、森里海の生態系の循環を調べながら、人が身体を通して世界に気づきなおし、自然を学ぶ体験やツアー作りをしています。そしてこの地で「mimori*」というプロジェクトを立ち上げました。山川海全てを「森」「流域」として捉え守ってきた人を「水守」、みもりと呼ぶことがあったそうです。 先人の仕事や知性の痕跡を辿りながら、人と人、人と自然が共に生き、繁栄するために、これから