Twitterより(23)
わたしがふたりいたとしても抱きしめること
が
で
き
な
い
ほ
ど
大
き
な
木
が
切り倒されたその日、
わたしは何をしていたのでしょう。
途方もなく長い時間(木さえも知らない)、
音もなく途絶えた呼吸(風も忘れている)、
年輪がわたしの腹を穿ち、
流れ込む鼓動の痕跡は
渦巻いている、
わたしはそれをのぞいている
たしかなことは、消えないでいる
切株
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