バック・イン・アクション
『バック・イン・アクション』2025年:アメリカ:114分
監督:セス・ゴードン
ジャンル:アクションコメディ
キャメロン・ディアスが10年ぶりにスクリーンに帰ってくる!という注目作。そう、実はキャメロン・ディアスは2014年の『ANNIE/アニー』以来スクリーンへ登場していない。女優業引退との噂もささやかれる中、なんとアクションコメディで復帰した!
しかも共演は10年前に『ANNIE/アニー』でも共演したジェイミー・フォックス。
1994年の『マスク』でキャメロン・ディアスがスクリーンに初めて出てきたときは、あまりのセクシーさに子供ながらに鼻の下が伸び切っていた記憶がある。御年52歳になる彼女の魅力を確かめるために早速視聴を決めた!
あらすじ
家庭を築き、新たな人生をスタートさせるために自らの消息を絶った凄腕CIAエージェント、エミリーとマット。
15年後、素行不良気味の14歳の娘と、デジタルネイティブな息子の子育てに振り回される毎日。
ある日、夫婦二人の行動が発端でかつての敵やMI6にも夫婦と子供の居場所がバレてしまう。
愛する家族を守るため、2人は凄腕エージェントとしてのスキルを駆使しエミリーの母がいる故郷イギリスへ向かう。
あらすじはこんな感じ。
本作のタイトル『バック・イン・アクション』は「活動再開」や「現役復帰」の意味があるそう。
元凄腕エージェントが、家族を守るために「活動再開」という意味合いなのだろうが、キャメロン・ディアスの10年ぶりの復帰となると、そちらの意味も考えざるを得ない。
まず、ストーリーに関しては良くも悪くも特筆することはない。
世が世なら、金曜ロードショーとかで放送されていそうなストーリーだ。
現役のころと変わらず強い両親、両親が元エージェントと知らずに育った子供たち、祖母もやたら強くて、子供たちが活躍する場面もある。最後は大団円。
本作の流れとしてはこれで網羅できる。
アクションコメディなので、ストーリーに衝撃や驚きを求めて視聴する人は少ないと思うので悪しからず。
ただし、ストーリーはそれなりにしても、娯楽映画として大いに楽しめた。
両親が元エージェントだと知らない子供たちが、両親が敵と戦うのを見るシーンでの反応は素直に楽しいし、祖母がやたらかっこよくて強いのもお決まりっぽいがそれでも面白い。
アイコニックなアクションシーンこそ無いものの、全体的に安定して楽しめたしスクリーンで久しぶりに見るキャメロン・ディアスは今も美しかった!
キャメロン・ディアスが好きなら是非視聴してみよう!