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昨日観た映画No,30【アビゲイル】
【アビゲイル】2024年:アメリカ:109分
監督:マット・ベティネッリ=オルピン
タイラー・ジレット
ジャンル:ホラー
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前回公開した『昨日観た映画No,29【ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ】』の回で
「U-NEXTポイントが少ない・・・」
僕の現在の残りポイントは710ポイント・・・通常、新作旧作問わず大体の映画のレンタルには399ポイントを必要とするので、今月レンタルで視聴できるのは残り1本・・・あとは見放題で賄うしか・・・。
とか書いていたのに翌日には気づいたらポイントを使用して本作【アビゲイル】を視聴していた。
ホラー映画好き界隈の中で、2024年公開のホラーの中でもダークホース的に面白かった。という評判をちらほら聞いていたので気になって視聴した。
あらすじ
大富豪の娘で 12 歳のバレリーナを誘拐した犯罪グループ。5000 万ドルの身代金を手に入れるため、残された仕事は郊外の邸宅で少女の身柄を一晩監視するだけ。
だがこの少女の正体、実はバレリーナ・ヴァンパイア(踊る吸血鬼)。
監禁されたのは人質ではなく誘拐犯だった。誰が何のために?返り討ちにあった彼らは、24 時間のサバイバルに耐えられるのか?
本作の感想
これは確かに良作!!!
日本語版ポスターには「誘拐した少女は、ヴァンパイアだった・・・」と、しっかりとネタバレがされている本作。
つまりは、少女の正体にフォーカスした展開の驚きよりも、もっと見てほしいものがあるのだと解釈できる。
「どれどれ、何を見せたいのかな?😏」と、視聴してみるとコンセプトが意外と新鮮だ。
誘拐犯たちが少女を誘拐し、身代金交渉のためにとある屋敷に監禁して24時間を少女と共にする。
かと思いきや、実は監禁されていたのは少女ではなく誘拐犯たちでした!
というコンセプト。
シンプルだけどありそうでなかった設定、ええやん。
そして、本作の様々な見どころの一つとして「血の量」だ。
それはもう大量の血が見ることができる。が、意外とグロいシーンは少ない。痛々しいシーンもあるにはあるが、思っていたよりも控えめだ。
ヴァンパイア映画の見どころともいえる肝心の吸血シーンも意外と少なめ。
というか、大多数が想像する昔ながらのヴァンパイアとはちょっと違う。
昔ながらのヴァンパイアといえば「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に出てくるような「妖しくも力強い」ヴァンパイア像が主だろう。
しかし、本作のヴァンパイアはどちらかというと「ブレイド」に出てくるような「クリーチャー感」の強いタイプのヴァンパイアだ。
吸血の際も、首筋にキスをするような吸血ではなく「ガブッ!!!!」という感じ。
全体的にかなりクリーチャー感が強いので、その手の映画が好きな人にはかなり刺さりそう。
傑作!2024年ベスト!とはいかないものの、肩の力を抜いて「なんかちょうどいい映画見たいなー」くらいのテンションの人にオススメ。
午後のロードショーとかで放映してそうなくらいの面白さと言えばある程度の年齢の人には伝わるだろうか。