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過去の私の作品⑲

いつだったかなぁ…。
雪のキャンバスに氷柱で自分の思いを書いたことあった。
消えてなくなることがわかっていても、そこにどうしても書きたかった。
書き留めておきたかった。
まっさらな冷たいキャンバスに読み返したら恥ずかしくなるような言葉を、綴った。
私は、体を動かした熱と、恥ずかしさを感じつつも、思いを綴れた満足感に包まれながら、頬を赤く染めていた…。
白くて冷たい大きな雪のキャンバスは、私の思いと夕日に染まってほんのり明るく光ってた。


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