ASDにタッチセラピーの効果はあるのか?
発達障害の女の子のお母さんです。
タッチセラピーは、端折った表現になりますが、タッチすることで情緒の安定や発達の促進に効果があると言われています。
双方にオキシトシン分泌なども言われます。
数年前、娘に何かできないかと、このタッチセラピーの講座を受けました。
受講している方は大きく分けて二種類のタイプ。
ひとつは、
私のように、発達障害児や、高齢のご両親に、という方。職業にしようとしていないタイプ。
技術の前に、タッチするそのものから
「マッサージはしようか?」や「手を触っていい?」と許可を得ることから始めています。
マニュアルの手順通りじゃなくなっても、穏やかな時間になれば良いかな、、といった感じです。
もうひとつは、
サロン的なものをされている方。
こう言った方は、身につけた技術をマニュアル通りにこなそうとしがちなのか、
「はじめますね」と始めてしまいます。
質問も「何回やるか?」「何分か?」「力加減は?」のような技術的な質問が多いです。
どちらも間違いではないと思うのですが、
目的が違うかも。
お金を貰うか貰わないかなのか?
自分の技術を生かしたいのか?
私の目的は、、、双方のオキシトシン分泌!
だから、一方的に「やってあげる」上から目線は🆖で、「触らせてもらう」です。
毎日やる、何回やる、何分やる、もなし。
ちょっとした時間に、
「マッサージする?してもいい?」
「今日はたくさん歩いたから足だけやる?」
その程度です。
そして、娘からお断りの時もあり。
認知症の父からは、力加減や延長の要求もあり。
マニュアルなんて関係ない!
血流がどうとかも関係ない!
双方が気持ち良いな、が1番大事!
発達障害の子は、自分の身体なのに、病院や
指導、療育の中で許可なく触られることが、多いです。触れて良いかの許可を得る、人として認めること、欠けていないか?時々思うことがあります。
タッチセラピーという言葉や技術に脅されて、
何やら効果ありそう、と講座を受けましたが、、
情緒の安定も、発達促進も、ストレス抑制も、、
お母さんが穏やかに接することが1番効果あり!
だと思います。
おまけ(家族なので当然お金はもらいませんが、認知症の父には、終わったらお小遣いちょうだいね、と言うと表情がほころび和らぎます。
かわいい父になります。)