はじめてのことにチャレンジする時は、、、
発達障害の女の子のお母さんです。
娘ははじめてのこと、はじめての場所が苦手です。
きっと不安なのだと思います。
私が思う以上に慎重で失敗もしたくないのでしょう。
例えば、、
幼児期の通所療育では、いつもと違う場所で、
講師を招いての音楽プログラム。
小学校では、ハンカチ落としの輪。
体育でのダンス。
本来の目的にたどりつくまでに、時間がかかります。親としては、せっかく来たのに、、、なんで娘だけが、、、といつも思っていました。
楽しいそうだよ、時間だよ、と声かけしたり、
なだめたり、、、。
これの解決は、、、
事前によーく伝えること。(見通しをつける)
そしてスモールステップ。(できることから)
ついつい強く言い、引っ張って参加させてがち。でもそれをするとやらないどころか、ますます硬くなってしまいます。
体育のダンスでは、、、
体育の先生がかなり時間をかけてくださいました。
音が嫌というので(本人なりの断り?)ダンスは見学にしたら、または、イヤーマフをしたら大丈夫だから、と手をつないで校庭まで。
数日ごとに、
先に行って待ってるからきて→
イヤーマフは外してもいいよ→
整列だけして→
最初だけダンスしようか→
先生と約束をして、日に日に一歩ずつ前へ。
いつのまにか楽しそうにダンスをするようになりました。
見通しがつくようになると、別人のようになります。積極的でイキイキしてきます。
普段の生活でもはじめての所は、よーくよーく
説明します。紙に書いてメモを渡すことも。
不安だからか、たくさん質問をしてきます。
できる限り答えますが、私でもわからないことは、適当なことは言わずに「お母さんもそれはわからない」と「その時に聞いてみよう」と伝えます。
下見ができそうなところは下見をしたり、スマホで検索して情報がわかるものは見せています。
こういったスモールステップを重なることで、
なんでやらない?なんで入らない?と気を揉むことがなくなりました。
一緒に行動することがスムーズになりました。
私もスモールステップを意識するように変わりましたが、娘はもっと変わりました。
学校行事の中で不安があると、、「先生に聞いてみるね」が増えました。
自分から聞くことができるようになりつつあります。
不安なこと、心配なことは聞く、これが身についてくると本人が過ごしやすいですね。
今年もはじめて経験する行事があります。
不安を期待に変えて楽しんで過ごせますように、、、お母さん見守っています。
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