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入学前に ⑥○は😊 ニコちゃんマークを描こう!

発達障害の女の子のお母さんです。

 定型発達の子のほとんどが入学前に、ひらがな、カタカナの読み書きができます。
少し焦ります。せめて、落ち着いて鉛筆持てるように。。

今回は◯を描くこと、について。

○はニコちゃんマークで!
娘の場合、幼児期に筆箱や鉛筆を与えても、なんというか、、落ち着きがなく、握るでも書くでもなく、それなのに筆箱はボロボロになっていく。
線らしきものは、筆圧がとっても弱く、もやしのヒゲのような線がチョロっと。
当然、絵を描くことや塗り絵もなし。

 療育の中での運筆。◯を描こうという課題がありました。
最初は描かれた◯の上をゆっくりなぞる

なぞれるようになってから、点むすび
(○は下からスタート。上からだと数字のゼロ0になるので、後々の区別のために)
繋がると◯なるように番号順に点を結んで◯にします。その点をハッキリしたものから、小さなもの、間隔を開けていく。
充分やり、そろそろひとりでできるかもと期待して、描かせてみると、、

描けない!スタートしてから、どこまでも上にいってしまい、カープしないのです。
半円にし、のこりを描くもだめでした。


療育の先生が、これはどうかな?と試したのがニコちゃんマーク
目と口を描き、「ニコちゃんのお顔にして」と言ったところ、目と口をかこむ◯が描けたのです。
◯になってる!描けた!
それからは、いろいろなパターンの目と口を描いて渡し、娘が楽しそうに次々◯で囲む。
徐々に目や口を、小さな点にしていきました。

 ◯が描けると世界が広がり、もやしのヒゲばかりだったお絵描きが、◯の大小(大きな◯の中に小さな◯二つで目とか、開いた口とか、、)で顔のパーツが描けるようになります。
 
◯を描くことと、もうひとつ取り組んだのは鉛筆削りです。手動の鉛筆を差し込みハンドルをぐるぐる回す、これも最初は手取り足取り。
鉛筆は学校でももちろん削ることはできますが、明日の準備をする習慣がつき、自分の持ち物管理、大事に使うことにつながります。

 字を習うのは学校にお任せでした。
でも、少しでもそこにつながるものが準備できて、お母さんとしては少しホッとしたのを懐かしく思います。

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