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ピクトグラムはASDにも認知症にもわかりやすいか?

発達障害の女の子のお母さんです。

娘と一緒にいて、「あれを見て!」と指先しをした時、指差した方向ではなく指先を見ることご多々あります。
誰にでもわかりやすいはずのピクトグラム
これも、例えば非常口のピクトグラムを急いで走ってる人がいると受け取るなど、理解がしにくい時があります。
認知症の方には、火災の非常ボタンにおすと書いてあるので、見かけると押してしまう方がいるとも聞きます。
ナイフとフォークの並んだレストランのマークもただのナイフとフォークとそのまま受け取る方もいます。
どちらも全体を見ているのではなくて、部分的に見ているのでしょう。

近年はこういったものも、見直しされていて、
トイレなら便座に座ったピクトグラムにするなど、知的障害、認知症、小さな子供にも伝わるデザインがあります。
迷わない分かりやすいデザインなら、支援を受けなくても行動できることがもっとありそうです。

父が先日利用した施設は、とっても清潔感がありトイレもたくさんありました。
トイレのピクトグラムに加えて、矢印や文字で大きくトイレと書いてあったりと工夫されていて、迷うことなさそうなのですが、利用者のお年寄りの目線より高めな感じがしました。
(お年寄りは背中丸くなり、視界も狭いですよね)
一緒にいた家族と、
「目の前で邪魔になるぐらいの看板で、当たっも痛くないラミネートみたいなのつけてほしい」
「きっとそれすら当たっても気にしないかも」とトイレの話しで持ちきりに。

認知症や知的障害の人から、どうしてほしいか伝えてくることはほぼありません。
となると、やはり健常者の理解が必要。
誰もが歳を取るので、他人事ではないですね。

今すぐできること、
せめて、身近にいる父や娘に、わかりやすい言葉で話そうと改めて思います。


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