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ASD「ご飯のお手紙」

発達障害の女の子のお母さんです。

療育先、幼児期の通所、特別支援学級、、今も、
着替えや体操着は、風呂敷です。
手先を使うことに繋がるとのことで、当たり前のように続けています。
毎日のことなので、今は迷わず、対角線上の角と角を結べるようになりました。
幼児期は隣同士の角を結んだり、結ぶことそのものができず(ひたすら交差とネジネジ)、二人羽織状態でした。
小さなハンカチで練習したり、折紙で正方形を三角にすることなど、工夫しました。

これの応用編、
残ったご飯をラップに包んで冷凍する
これが思ったより、できません。
⚫︎ラップを程よい長さで切る
⚫︎ラップを広げる
⚫︎ラップの角にご飯を乗せる
⚫︎封筒のように、手前、左右、上と重なる

簡単にできそうで、任せてみると
上記の四つどれもうまくいきません。

いつものスモールステップで、、、
1.ラップしたいものは全て任せる(ラップをかけたいものより大きく引き出し、切る時のおさえ方、力加減を覚える)
2.角の確認(指差し確認と目印になるようご飯を先に少しおき、この上に乗せる)
3.封筒の確認
私の思う封筒(お手紙✉️)と、娘の思う封筒(A4封筒)違っていました。
お手紙封筒を共通の言葉にしました。
ご飯のお手紙」をつくる!

ラップの端をあちこちから持ってきて、適当に包むことでも、差し支えはないのですが、
これができると、洗濯物や洋服の畳み方も角に注意し、丁寧になっていきます。
結果として、きれいで扱いやすく、なにより気持ち良く、持ち物を大事にできます。

今すぐ、できなくても長い目でみて、(今できないにばかり集中すると、お母さんのイライラ良くない)気長にやっています。

お母さんにとっては、いわゆる名もない家事、
終わらない家事。
でも、アシスタントさんが、いつもそばにいてくれて、嬉しいです。
今日は栗ご飯のお手紙です!


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