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農家の休みは?

こんにちは!
高知県に移住して丸6年経ちました。
就農4年目、日高みよし農園の三好です。

トップ画は自宅からの朝焼けのしゃしんです。


さて、今回はよく聞かれる農家の一日のスケジュールや休みについて書きたいと思います。

農業という仕事の詳細はオープンされておらず
とにかく情報が少ない
その中でも年収の次によく聞かれる質問が
休みについてです。

なので今回は農家の休みに触れていきたいと思います。
私の実例を書いていきますので、一般的かどうかはわかりませんが
宜しくお願いします。



実際、休みはあるの?

結論からいうと
あるといえば有るし、ないといえば無い
というのが答えです。

なんだそれ・・・答えになってない!

そんな声が聞こえてきそうです。

まずは実際に私のだいたいのスケジュールを公開します。

そもそも農業には農繁期農閑期があります。
それぞれで一日の流れが違うので別々で紹介します

農繁期の一日

農繁期は私の場合11月から5月頃までです。

4:00~5:00 起床
5:00~6:00 自由時間
6:00~7:00 朝の支度 終わり次第出発
7:00~8:00 仕事の準備
8:00~12:00 作業、配達など
12:00~13:00 お昼休み
13:00~16:00 袋詰め、出荷
16:00~17:00 片付け 帰宅
17:00~20:00 おうちタイム 就寝準備
21:00    就寝


農閑期の一日

農閑期は、6月後半から7月後半
8月はお盆前までまとまった仕事はありません。

4:00~5:00 起床
5:00~11:00 ハウスへ すぐに作業 
11:00~15:00 休憩
15:00~18:00 作業
18:00~20:00 おうちタイム
21:00    就寝


平日、休日関係なく大体このスケジュールで生活しています。

ここだけ切りとられてしまうと
休みがない
といわれそうです。

ただ
天気が悪かったり、作業が前倒しで済んだり、収穫量が落ち着いてくると
半日休みにして自分で休みを作ります。

このように農業は、一日の休みは取りづらいですが
隙間で休みを作ることができます。

例えば
1日当たり2時間余裕ができたとして
更に土日で半日休むことができたら
時間でいえば2日休むことと同義ではないでしょうか?
更に夕方以降は仕事しないようにしているので
働いている時間は会社員よりもっと少ないかもしれません。

子供の行事は平日でも参加できるように自分で調整できますし
自動化に投資すれば終日休むことももちろんできます。

夏の閑散期は、昼間は熱いので早朝と夕方に仕事をして
昼間を休みにします。

ただ、まとまった休みはやはり取りづらいので
休日は遠出したいという人は工夫が必要ですが
雇用形態や自動化に取り組めば全く無理ではありません。

まとめ

いかがでしたか?
自営業なので休んでるのか仕事しているのか
遊んでいるのかよくわかりませんが

農業の休みは
自分で作れば、結構ある!
という事でした!

次回

農家も休みありますよ
なんて言っていますが
就農一年目は休み無しの
スーパーブラックな働き方をしていました。

どう改善し、休めるようになったか
次回はこのテーマで書きたいと思います。

おまけ:休むヒント

最近読んだこの本。
「休むヒント」という本なのですが、読んでみると
誰も休んでいないんです。

「休み」について悩んでいる人って結構いるんですよね。
特に自営業は
休みとどう向き合うかが結構大事です。

この本はいろんな人の「休み」が覗ける本です。
「休み」について共感できる部分や、新しい発見があって
面白いので興味のあるかたは是非!
私は武田砂鉄さんの話が好きでした。


最後まで読んで頂きありがとうございました!
少しでも興味持っていただけたら「スキ」をお願いします!

移住や農業について
「こんなこと聞いてみたいな」
「こんなこと知りたいな」
などもコメント頂けたらお答えします!





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