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吉恒皓 神示

「神示」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

神示とは、神様が人に伝えるメッセージ。
神様がとある人間を通して言葉を伝えます。

それは、降ろす人間の体を使い、本人の意思とは関係なく文字を紙に書いていくという自動書記という方法が取られることがあります。

また、降ろす人間の口を借りて言葉が紡がれて、それを書き記していく口述筆記という場合もあります。

人が、自分の大切な人に伝えたいことがあるように、神様も広く人間にメッセージを伝えるということがあります。

神様や仏様からのメッセージは、霊能者やスピリチュアルカウンセラー、チャネラーと呼ばれる人々に、個人的に相談をした時に聞くことができますが、たくさんの人間に対して伝えたいメッセージがあるときには、この神示という形をとって伝えられるようです。

内容は、世の中の仕組み、未来の出来事、人間がどのように生きるのがよいかなど様々なテーマにわたります。

例えば、日本のスピリチュアルの分野で有名なのは、『日月神示』。
千葉県成田市にある麻賀多神社で岡本天明に国之常立神が降ろした神示です。自動書記で書かれ、1944年から一定期間に残されました。
 
私が『日月神示』の中で惹かれたものは、「身魂磨き」という考え方。
シンプルに言うと体と心を磨いて自分を高めるというものです。
 
人生でなぜ不運なことが起こるのか?
その一見すると嫌なことは、人間にとってどのような意味があるのか?
そして、それは自分にとってどんなメッセージなのか?
 
苦しいこと辛いことが人生で起これば誰しも落ち込んだり、気持ちが滅入るものです。そんなときでも、その起こった出来事にどんな意味を自分で見出すか?そのヒントをもらったものでした。
 
そして、もう一つ。
 
視えない存在からのメッセージというカテゴリーで、私が興味深いと思ったものがあります。それは自己啓発書として有名な『思考は現実化する』の著者であるナポレオン・ヒルが書いた『悪魔を出し抜け!』という本です。
 
これは神との対話・・・ではなく、悪魔との対話という非常に不思議な形で話が進められます。しかし、人間をよりよく導くのではなくその逆へ向かわせようとする存在の話も、神との対話と対比することで、影が映ることで光が当たる部分がはっきり見えるように、理解できるように思います。
 
スピリチュアル、世の中の仕組み、人の生き方を学ぶときに、人が残したものに加えて、神様のメッセージを取り入れることで、人間の理解では気づかなかった新しい視点や気づきが得られるかもしれません。
 
直感的に面白そうだと思った方は、神示の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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