第4回『エルヴィス』前編 童貞アーティスト山口明(童貞歴:62年)の『LIFE IS ART‼ 映画でアート思考をアップデート』
取材・構成◎ギンティ小林
エルヴィス・プレスリーの人生並に金をかけた傑作!
山口:いや~! 『エルヴィス』は、もう凄すぎて本気汁1000%でオススメの大傑作じゃないの! ちょっと興奮して AV とカルロス・トシキ&オメガトライブの曲名が合体したような表現になっちゃったけど(笑)。
――考えてきましたよね。
山口:エルヴィスの伝記モノといえば、『ベルベット・ゴールドマイン』(1998年)で、デヴィッド・ボウイをモデルにした主役のグラムロッカーを演じたジョナサン・リース=マイヤーズがエルヴィスを演じたTV映画『エルヴィス』(2005年)があったよね。俺、DVD買っちゃったぐらい好きだよ!
――グッチーさんにオススメされたので観ましたよ。今回の映画では描かれなかったエピソードもたくさん描かれていて楽しめました(笑)。
山口:他にもエルヴィスの伝記作品は、ジョン・カーペンターが監督してカート・ラッセルが主演した『ザ・シンガー』(1979年)などがあるけど、すべてTV映画なんだよね。
――映画では、『エルヴィスとニクソン 〜写真に隠された真実〜』(2016年)や1972年にエルヴィスのボディガードになる若者を主人公にした『Protecting the King』(2007年・未公開)などがありますが、すべて彼の一時期を描いた作品ですね。
山口:エルヴィスの生涯を描いた映画はドキュメンタリーと再現ドラマをミックスした『ジス・イズ・エルビス』(1981年)があったけど、完全な伝記モノは今回が初! しかも監督が『ロミオ+ジュリエット』(1996年)、『ムーラン・ルージュ』(2001年)のバズ・ラーマン!
――この監督は古典的な題材を豪華絢爛かつケバい作品にアップデートするから、エルヴィス・プレスリーの生涯を映画化するにはピッタリの逸材ですよね。
山口:『ムーラン・ルージュ』では1899年が舞台のミュージカルだけどマドンナやビートルズの楽曲を使っていたね。今回の『エルヴィス』のサントラもエルヴィスの曲以外にドージャ・キャットに「ハウンド・ドッグ」を元ネタにした「ヴェガス」やザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトやエミネムも参加してるね。
山口:ちなみにジャック・ホワイトは映画『ウォーク・ハード ロックへの階段』(2007年)にエルヴィス役で出演するぐらいのファンなんだよね。だから、今回の映画も自分に主演のオファーが来ると思っていたんだって(笑)。
山口:『エルヴィス』は美術と衣装だけでも観る価値充分あんじゃないかな。エルヴィス(オースティン・バトラー)と妻のプリシラ(オリヴィア・デヨング)のファッションもカッコ良かったな! オースティン・バトラーは映画で90着の衣装を着たらしいよ。再現されたメンフィスの街並にもうびっくりしたよ! CGじゃないんだよね。12週間もかけてセットを建設したらしいの。実際のエルヴィスの人生並に浪費してるっていうか、金を使ってる映画だよ! ほんとに映画って総合芸術なんだなって、改めて思わせるような映画だよね。
エルヴィスの人生は山あり谷なし?
山口:映画はエルヴィスの山あり谷ありで波乱万丈な42年間の生涯を2時間39分で描いた作品です! と言いたいんだけど、俺はエルヴィスの人生に谷なんてなかったのでは? と思うんだよね。1956年、21歳の時にメジャーデビューして一気にブレイクしてからは、ずっと山の頂上にいた人生じゃないかな。
――ずっとハイな状態が続いていたんですね。
山口:しかしだよ。人間って一生絶頂なんてあり得ないわけだよ。ずっと山の頂上にいるって事は、遭難してるって事だから。五木寛之の『下山の思想』じゃないけど、どこかで下山して穏やかな暮らしがあれば良かったのかな、と思うよ。
山口:1960年代のエルヴィスはシンガーとしては不遇だった、と言われているけど、それでも基本的には売れてたわけじゃん。だから彼のようにずっと頂上にいたら、哀しいけど最終的には破滅するしかないんだよ……。
――では、ココからはグッチーさんにエルヴィスの太く短い人生を検証してもらいましょう!
エルヴィスは、アメリカン・コミックのヒーローになりたかった?
山口:1935年に生まれたエルヴィスの家族は、13歳の時にメンフィスの貧しい黒人が暮らす地域に引っ越すんだよね。映画では、少年時代のエルヴィスがコミックを読んでたよね?
――キャプテン・マーベル・Jr.という少年ヒーローのコミックで、エルヴィスは本当に好きだったんですよ。キャプテン・マーベル・Jr.は、1941年にフォーセット・コミックスで誕生し、後にDCコミックスのキャラクターになるんです。DCコミックスのヒーローを映画化した『シャザム!』(2019年)にも登場してますよ。
山口:キャプテン・マーベル・Jr.のスーツの胸の稲妻のマークは、エルヴィスのTCB(Taking Care of Business/「やるべきことをきちんとやる」という意味)のロゴの稲妻に似てるよね!
――エルヴィスのTCBロゴの稲妻や1970年代のステージで着用するマントはキャプテン・マーベル・Jr.からの影響なのでは? という説もありますよ。
――ちなみに1996年に発表されたDCコミックス作品『キングダム・カム』には、成長したキャプテン・マーベル・Jr.が登場するんですが、言い逃れできないくらい1970年代のエルヴィスそっくりのデザインなんですよ。しかもキング・マーベルと名乗っているんです(笑)。
黒人のファッションでキメる白人少年
山口:黒人が暮らす地域で少年時代を過ごしたエルヴィスは、そこで覗き見した怪しいバーの中で演奏される黒人ミュージシャンのブルースや教会のゴスペルの魅力に取り憑かれるんだよね。映画では描かれなかったけど、高校生の頃から、すでにファッション・スタイルを確立していたんだよ。黒人のファッションでキメて、当時の白人の少年は短髪が主流だったのに、一人だけ長い髪を黒人の使うポマードでリーゼントにしていた、というかなり変わった少年だったんだよね。
――TV映画『エルヴィス』やカート・ラッセルの『ザ・シンガー』では、周りから浮いた高校生活が描かれてましたね。『ザ・シンガー』では高校のトイレで、他の男子生徒たちからシメられそうになっていて。
山口:今よりも人種差別が激しかった時代に黒人のファッションをしていたのは、そうとう異質だったと思うよ。しかも、もともと金髪だったけど黒く染めているんだよね。
――何でですか?
山口:2つの説があるんだよ。ひとつは「黒人の髪の色を真似た」説。もうひとつは、エルヴィスはそうとうなママっ子だったじゃない。だから、「お母さんと同じ黒髪に染めた」説があるのよ。ちなみにエルヴィスが最初につき合ったガールフレンドの両親は、彼のストレンジすぎるファッションにびっくりしたらしいよ。それなのに、エルヴィスは異常に礼儀正しいから、さらに驚いたんだって(笑)。
――微笑ましいエピソードですね(笑)。
山口:そんなエルヴィスは、高校を卒業するとトラック運転手などの仕事をしながら、ローカルな歌手としても活動する。すると、ファッションだけでなく唄い方も黒人ミュージシャンのような彼は、ちょっと注目される存在になるんだよ。
山口:映画では、カントリー歌手ハンク・スノウ(デビッド・ウェナム)の前座としてステージに立つんだけど、黒人のファッションにリーゼント、さらにメイクまでしてるエルヴィスの姿に、会場の良識ある大人たちはもう大ブーイング。
山口:しかし、「Baby, Let's Play House」の演奏が始まり、腰を激しく動かしながらシャウトする彼の姿に、会場の若い女の子たちは狂ったように大興奮!
――素晴らしいシーンでした!
山口:俺、このシーンで涙出ちゃったのよ! バズ・ラーマン監督は、悪魔の音楽、ロックンロールが世に放たれた瞬間を見事に映像化したよね! この時から世界は変わるんだよ!
――当時の衝撃を、いろんな映像表現を使って表現してますよね。オリジナルの「Baby, Let's Play House」にはないエレキギターの音を足したりして。
山口:ゲイリー・クラーク・ジュニアがビートルズの「Come Together」をカバーした時のギターソロの音を使っているんだよね。
――映画『ジャスティス・リーグ』(2017年)の主題歌になった曲ですね。
山口:当時のエルヴィスのパフォーマンスは、今で例えるならエアセックスしながらシャウトしてるような過激なものだったと思うよ(笑)。「Baby, Let's Play House」の歌詞って前半は「ベイビーベイビーベイビーベイビー」って連呼するんだよね。布袋寅泰の「スリル」と同じじゃん。「スリル」で乱入してくる江頭2:50さんみたいな衝撃だったんじゃない(笑)。
――しかも、それが女性たちには危険な魅力を放っていて、少年たちにはカッコいいものだったんですよね(笑)。
山口:映画でも描かれたけど、実際のエルヴィスもなんで女の子がキャーキャー騒いでいたか理解できなかったらしいよ。ライブ終了後にバンドのメンバーに「なんで女の子が、あんなキャーキャー言うんだ?」って不思議がっていて、「お前が腰を動かしてるからだろ」って言われたって。
――TV映画『エルヴィス』だと、メイクをしているのは「ステージ映えするため」と説明していたから、ブランディングがしっかりしてる人だと思いましたが違うんですね。
山口:エルヴィスはファッションもステージ・パフォーマンスも、狙ってではなく、自分が好きだから自然にやってたんだよね。それが世界を変えるほどの影響力を持っていた、って凄すぎるよ(笑)。
エルヴィスのマネージャーは元催眠術師?
山口:この時のステージを興行師で後にエルヴィスのマネージャーになるパーカー大佐(トム・ハンクス)が観ていたんだよね。彼は音楽の良し悪しは全くわからないけど「若い女性たちがこんなに熱狂するなら、これは商売になる!」と思い、エルヴィスのマネージャーになる。
――パーカーを演じるトム・ハンクスは『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)でも、彼が演じる主人公が少年時代にエルヴィスに会うシーンがありますね。
山口:今回のトム・ハンクスは凄かったねえ! 俺らは本物のパーカー大佐の事はあまり知らないのに、観ていて「似てる!」って思わせる説得力があったよね。これって、三上寛さんの青森の警察学校のミサキ先生のモノマネみたいじゃない? 誰もミサキ先生を見た事がないのに赤塚不二夫さんとかが「似てる!」って大絶賛していた。せっかくだからミサキ先生のモノマネの動画も貼っておこうよ!
――了解しました!下の動画の2分40秒すぎからはじまりますので!
山口:パーカー大佐って、この映画でもそうだけど、人を出し抜いたり、言いくるめたりするのが凄い上手いじゃない。
――エルヴィスを時になだめたり、時に罵倒したりしながら働かせる姿は『仁義なき戦い』(1973年)で広能昌三(菅原文太)にヒットマンをやらせる山守組長(金子信雄)みたいでしたよ。
山口:実際のパーカー大佐って「相手の気持ちを読める能力があった」って言われていて。 ちょっとオカルト的な人物でもあったらしいよ。
――ええっ! オランダから密入国してきて、アメリカ国籍がないんですよね。
山口:それで国外に出れなかったから、エルヴィスの海外ツアーができなかったって言われてるよね。
――他にも、1929年にオランダで起きた強盗殺人事件の容疑者になっていたから、アメリカに逃げてきた、という説もありますよね。
山口:その辺は定かじゃないんだけど、とにかく後ろめたい過去がある人なんだよね。「トム・パーカー」という名も本名じゃないし。
パーカー大佐はアメリカに来てから一時期、催眠術師をして生計を立てていた事もあるんだよ。他にも身体の不調を医者に行かずに治せたり、「自分に酷い仕打ちをした人には呪いをかけて災難に合わせる事ができる!」って公言していたり。かなり怪しい人で、とにかく人を意のままに操ってしまう能力が凄まじかった、と言われてるよ。
――インチキ霊媒師みたいな人だな。
山口:だけど、パーカー大佐のビジネス・センスというか先見の明は凄いと思うよ。ロックンロールは当時、海の物とも山の物ともつかなかったわけじゃない。しかも、大佐は音楽の良し悪しはわからないのに、エルヴィスのマネージャーになって、しっかりビジネスとして成立させて大儲けしたわけだから。
――その翌年の1956年にはメジャーのレコード会社RCAと契約するんですよね。
山口:そして発売したファースト・アルバム『エルヴィス プレスリー登場!』のジャケットのデザインは、後にパンクバンドのザ・クラッシュが『ロンドン・コーリング』(1979年)で真似してるよね(笑)。
――さらに日本のロックバンド怒髪天が「労働CALLING」(2009年)という曲のジャケットでパロディにしてますね。
世界初のロックTシャツを出した男
――パーカー大佐のビジネス・センスの凄さで言うと、1956年にメジャーデビューしたエルヴィスをアーティストとして売り出すだけでなく、彼のグッズを販売してキャラクター・ビジネスを成功させてるんですよね。
山口:そうそう! 「I LIKE ELVIS」と「I HATE ELVIS」という2種類のバッジを販売して、エルヴィスが嫌いな人たちからもお金を儲けようとしてね(笑)。
山口:エルヴィスのイラストがプリントされたTシャツも発売したけど、これが世界初のロックTシャツといわれてるんだよ!
――エルヴィスはロックTシャツを発明した偉大な人でもあるんですね!
山口:いやいや。どちらかと言えばパーカー大佐の功績だよ(笑)。他にも子どもの玩具から文房具、衣類とあらゆる種類のグッズを販売したんだよ。レコードやライブ以外にグッズで儲けるビジネス・モデルは、今でもライブハウスで活躍するバンドから地下アイドルまでやってる事だよね。
――アーティスト活動の大事な資金源ですよね。以前、AV監督の村西とおるさんがSNSで矢沢永吉さんのことを「タオル屋」と書いていた事があるぐらい(笑)。
山口:ココからは当時、発売されたエルヴィス・グッズを見てみましょう!
――あらゆるグッズを出したんですね! でも、パーカー大佐は欲深すぎますよ……。一般的にマネージャーはアーティストの売り上げから10~15パーセントをもらうんだけど、大佐は25パーセントも取っているんですよね。しかも1967年からは50パーセントもらえるようにして、この契約はエルヴィスの死後もしばらく継続されていたらしいじゃないですか!
山口:それでも、エルヴィスが困らないぐらい儲かっていたからね。1957年にはグレイスランドと呼ばれる、今はファンの聖地になっている豪邸を建てちゃうし。
山口:それにパーカー大佐は音楽には無関心だから、そこは口を出さなかったんだよ。マネージャーやプロデューサーに方向性を変えられてしまうアーティストがたくさんいるけど、エルヴィスのファッションと音楽性は自分で決めていた。そこが凄いところだよね!
――でも音楽のセンスがないから、1968年のTV番組『ELVIS』の時に彼にクリスマスソングを歌わせようとしたんですよね(笑)。
恋人と空手と出会う軍隊時代
山口:メジャーデビューしたエルヴィスは若者を熱狂させる一方、世の中の風紀を乱す人物として中傷の的になり、警察の監視下に置かれてしまうんだよね。実際にもフロリダでコンサートをした時、裁判所から「腰を動かすのを控えろ」と命令されたんだよ。ショーの時も警察が撮影して「少しでも腰を動かしたら逮捕する!」って警告されて、エルヴィスは小指を動かしながら唄ったんだよね(笑)。
山口:映画では、その時に逮捕されてるけど、実際は違うみたいだよ。でも、この年に ガソリンスタンドで従業員と喧嘩して逮捕されてるんだよね……。パーカー大佐は、なんとか世間のイメージを変えようとして1956年7月1日に放映したTV番組『スティーブ・アレン・ショー』では、エルヴィスにタキシードを着せて、犬(バセット・ハウンド)の前で「ハウンド・ドッグ」を唄わせたんだよ。映画では、かなり屈辱的な場面として描かれてたね。
――実際の映像は、『エルヴィス'56』(1987年)などのドキュメンタリー作品で観る事ができますよね。司会者に「生まれ変わったエルヴィス・プレスリーです!」と呼ばれてちょっぴり困惑気味に登場しますが、演奏が始まったら笑顔でやりきってますよね。でも、本人は後に「人生で最もバカげていた」と語っていたようですけど(笑)。
山口:他にも、当時の超人気番組『エド・サリヴァン・ショー』に出演(1956年の9月と10月、1957年1月と短期間に3回出演)した時は、良識ある視聴者からの抗議が来ないように、エルヴィスの上半身しか映してもらえなかった。
山口:そんな状態を打破するため、パーカー大佐は1958年にエルヴィスを軍に入隊させるんだよね。
――徴兵じゃないんですか?
山口:徴兵というよりも、実際は仕方なくって感じみたいだよ。軍に入隊させる事によって、これまでの「反社会的な若者」というイメージを一掃して、良識ある若者として尊敬と称賛を勝ち取るわけなんだけど、後にジョン・レノンは「エルヴィスは軍隊に行った日に死んだ」と発言してるんだよ(笑)。
――辛口ですね。
山口:エルヴィスが死んだ時に言ったんだけど実際、反社会的なイメージのエルヴィスが好きだった若者にしたら、良識派になった姿はシラけちゃうよね。
――たしかに……。
山口:さっき「エルヴィスの人生は山あり谷ありではなく、山しかなかった」と言ったよね。もしも、彼の人生に谷の時期があるとしたら、1958年からドイツで兵役に就いていた2年間なのかな? と思ったんだよ。でも、この軍隊生活中に、後に結婚する当時14歳だったプリシラと知り合うんだよね。それに、今回の映画では描かれてないけど、軍隊生活の間、他にも女性関係が結構盛んだったらしいのよ(笑)。
――え! ドイツの米軍基地の近くに家を借りて両親と暮らしていたのに?
山口:それでもナンパしまくってたんだって。それも10代の女性ばっかり。
――TV映画『エルヴィス』だと、未成年だったプリシラとの純愛を貫いて、「彼女が成人するまで肉体関係は持たない!」って誓ってましたよ。
山口:そんなことないらしいよ(笑)。自分よりも10歳も若い未成年の少女と犯罪的な恋愛を楽しんで軍隊生活って、除隊後に主演する『G.I.ブルース』(1960年)よりもハードな青春ドラマじゃない(笑)。そう考えると、軍隊生活の時期も人生の底どころか絶好調だよ!
――それに、この兵役時代にエルヴィスは、松濤館流空手を習い始めるんですよね。それで、晩年まで続ける空手に目覚めるんですよ。
山口:空手と出会った事で後のステージ・パフォーマンスが凄まじいものになるから、軍隊生活はますますイイ事ばかりじゃん! 軍隊に入っても普通に転ばないのが凄いね。いろんなもの吸収して後に活かすから(笑)。
「エルヴィスと空手」はイイ話がたくさんあるから、今後の回で詳しく解説したいね! 次回はエルヴィスの除隊後から1977年に亡くなるまでを語りますので!
『エルヴィス』
監督:バズ・ラーマン
出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨングほか
製作年:2022年
2022年7月1日より丸の内ピカデリーほかにてロードショー
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/elvis-movie/