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ストレスと独り身とホテル暮らしとー シーズン拾弐【第7回・あたしメリーさん。今、ローカル線のトイレの中にいるの。しかも、回送なの……名古屋・下呂温泉・飛騨高山・富山市内・宇奈月温泉・氷見6泊7日の旅《下呂温泉郷》】


 下呂温泉郷の散策を充分に愉しんで旅館に戻り、充実の品揃えの土産物屋で良さそうなのをチョイスした。
 岐阜タンメンチップス¥378。名物の岐阜タンメンを食べる機会は無さそうだから、せめてスナックで。飛騨牛せんべい¥1296。薄いせんべいのくせに飛騨牛を使ってるから御高め。職場への土産としよう。飛騨牛肉みそ極印¥972。こういう高級感に私は弱い。自宅で料理する時に使おう。恵那どりのケイちゃん¥702。職場への土産としよう。

 客室のテーブルに夕食の別注料理表を発見。さすがは温泉郷の旅館価格……外にあった飛騨牛自販機の倍以上の御値段💧

 下呂温泉郷が夜の装いを纏う。思ってたほどネオンや宿泊施設の灯りは強くなく、放置された廃墟もそれなりにあるのかな?

 お楽しみの夕食。広々の食事処へ。

 私のテーブルにはすっかり準備が整っており、目の前の窓からは飛騨川沿いの奇麗なネオンと夜景が観える。

 [前菜]季節の口取り五品・食前酒(日本酒)
 
日常的に酒を呑まない私の味覚から言わしてもらうと……なんか野暮ったい味の日本酒。

 [先付]胡麻豆腐
 
ふむ、普通に美味しい。

 [造り]赤海老・鯛・鮪

 [温物]茶碗蒸し

 [蓋物]饅頭餡かけ
 
餡が深い味わいで美味しい。

 [焼き物]かれいの西京焼き

 [強肴]飛騨牛すきしゃぶ野菜一式
 
出汁の甘さを控えめにして薄味にしているところが◎ おかげで肉の味の邪魔にならず美味しい。

 そして、今回の宿泊プランのコアとなる飛騨牛(70g)の石焼き。これって……柔らかッ! そして、旨過ぎッ! 肉汁が迸り、なんという滋味😆
 タレ無しで食べると分かるが、実に澄んだ味わいである。

 もちろん、白飯と味噌汁と香の物もあって肉との相性はバッチリ✨

 [水菓子]パンナコッタ(なんてこった)
 大変良い夕食だったよ。御馳走様でした😊

 客室に戻ると布団が奇麗に敷かれてた。

 この旅館『小川屋』は5つの棟に分かれており、5つの大浴場がある。今夜は本館地下1階の『薬師の湯』へ。

 大浴場へと続く通路の両脇には、創業当時の建屋に使われてた装飾瓦や食器が展示されー

 昭和の古めかしい時代の写真もあった。

 長い通路を歩いて行った先に大浴場の入り口。

 ※旅館HPから写真を引用

 非常に大きくて使い勝手の良い内湯で、床が一面畳敷きになってて、足の裏に感じる感触が気持ち良い。木と石が巧みに使われ、上品な造りで素敵。露天風呂は目の前が飛騨川で、電飾で奇麗に彩られた街路樹と、建ち並ぶ旅館・ホテルの夜景が広がってるが、囲いが高くて殆ど観えないのが残念。

 いやぁ~~、充実した良い一日だったよ。確かに、日本三名泉の一つに数えられるだけのポテンシャルがある😊
 おやすみ、下呂温泉郷。

 おはよう、下呂温泉郷。
 ほほう……美しい✨ 昨日とは打って変わって、温泉郷が白雪で薄化粧してる⛄

 早朝5時30に目が覚めて、折角なので本館1階の大浴場『温泉スパ 汕』へ。

 ※旅館HPから写真を引用

 内湯のみだが、ジャグジー風呂と高濃度人工炭酸泉があって愉しめた。

 朝食ブッフェは種類が多く、クオリティ高め。
 スクランブルエッグがクリーミーで、明らかに他で食べてきたのよりずっと美味しい。
 飛騨牛カレーが旨ッ😋 脂身が溶け出して辛さがまろやかで味わい深い。
 デザートには飛騨牛乳プリン、わらび餅のノーマルタイプと抹茶、林檎にはアロエを添えて頂く。
 数多くのホテル朝食を味わってきた私だが、ここのは歴代の1,2位を争うクオリティの高さだった😊

 今回は時間ギリギリまでホテルステイを愉しんだ後、チェックアウト。ホテルのマイクロバスで下呂駅まで送ってもらうとしよう。


 今宵はここまで。
 次回に続くー


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