「蛙化現象」に悩んでいた頃の話
「蛙化現象」
この言葉の意味、知ってますか?
蛙化現象とは・・・
最近は色んなSNSで取り上げられるから
知っている人も多いはず。
あるYouTuberさんが
「蛙化現象あるある」みたいな投稿をして
大炎上したこともあったし…。
今となっては有名な言葉だけど
私はこの言葉に初めて出会ったとき、
私が長年悩んでいた現象って
名前がついてたんだァ…(;_;)
と安堵したことは今でも忘れない。
とくに悩んでいたのは学生の頃。
女子学生というのは
「学校内で誰がいちばん推し〜?」
みたいな推しトークが大好きだ。
(男子学生も一緒かな?)
そんな話ばっかしてるもんだから
「◯◯君もひつじ推しらしいよー!」
「△△君が連絡先教えてほしいってさー!」
みたいなイベントが多々起きた。
絵に描いたような少女漫画展開で、
あ〜〜〜このまま付き合っちゃうカモ♡?
なんて毎回期待するんだけど、
結局そこに至るまでに自分の中で
「なんか違うかも…」という思いが増して
自然消滅となってしまう。
実際にあった話だと、
高校生の時に推しの先輩がいて
その先輩も私のことを推してくれていた。
(自分で言うの恥ずかしすぎて死にそう笑)
毎日のようにLINEしたり、
家が近かったから「一緒に帰ろうよ!」なんて
誘われたり、まさに少女漫画のような接近…♡
なのに…
ある日を境に、自分の中の「なんか違うかも…」という思いが増して、結局その先輩とも自然消滅になった。
急接近に協力してくれた同級生にもすごく呆れられたし、自分でも「私って最低な女だな…」と落ち込んだのを覚えている。
きっと蛙化現象を感じたことない人にとっては
「理想の高い女」「高飛車な女」
と映っているかもしれない。
でも本当にそんなことはなくて。
いや、むしろ逆で。
「こんな自分を好きになるなんて大丈夫か?」
という思いが強すぎるがゆえに
「なんか相手の期待に応えられないかも…」
と自信がなくなって、蛙化につながっていた。
自分は人を愛す感情が欠落している。
と思っていたから、
「蛙化現象」という言葉を知ったときは
私以外でこの感覚に悩んでる人っていたんだ…!とすごく救われた。
私は今、アラサーど真ん中で結婚もしている。
結婚するまでには人並みに(?)恋愛経験もした。
そんな今、改めて振り返ってみて思うのは
大人になっても蛙化現象は克服できなかった!笑
でも、上手く付き合っていくコツは分かった!
ということ。
私が思うに、蛙化現象が起きやすい時期って
世間で「今がいちばん楽しい時期だね〜♡」と
言われている時期だと思う。
LINEを頻繁にするようになったり、
お互い気合いをいれてデート準備をしたり、
そんな時期に起きやすい気がする。
学生の頃はその時期を乗り越えれず
自然消滅することが多かったのだけど
「この時期は必ずそういう感情になるんだ。」
と自分を理解して、
その感情から逃げずに乗り越えるようにしたら
その時期以降は蛙化に悩むことがなくなった。
恐らく蛙化現象が起きやすい人は
「キラキラきゅんきゅんしてる自分」
という状況に嫌悪感を抱きやすいのかと思う。
その時期を乗り越えれば
大抵のカップルは落ち着く時期を迎える。
通常モードに戻れば
「人と人のお付き合い」になるから、
自然と蛙化が起きにくくなるって心理かな。
と理解している。
「いつも蛙化して恋人ができない・・・」
「人を愛せない自分が嫌だ・・・」
そんなことに悩んだことがある人も、大丈夫。
ぜひ勇気を出して、
「一度関係を作ってみる」ということに
挑戦してみてほしいと思う。
乗り越えた先は、しっかり人として相手を愛せる自分に出会えるから。
今夜もお読みいただきありがとうございました。
皆さんがいい夢を見れますように。
good night🪄