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「蛙化現象」に悩んでいた頃の話

「蛙化現象」

この言葉の意味、知ってますか?

蛙化現象とは・・・

好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象を指す。

Wikipedia

最近は色んなSNSで取り上げられるから
知っている人も多いはず。

あるYouTuberさんが
「蛙化現象あるある」みたいな投稿をして
大炎上したこともあったし…。

今となっては有名な言葉だけど
私はこの言葉に初めて出会ったとき、

私が長年悩んでいた現象って
名前がついてたんだァ…(;_;)


と安堵したことは今でも忘れない。

とくに悩んでいたのは学生の頃。

女子学生というのは
「学校内で誰がいちばん推し〜?」

みたいな推しトークが大好きだ。
(男子学生も一緒かな?)

そんな話ばっかしてるもんだから

「◯◯君もひつじ推しらしいよー!」
「△△君が連絡先教えてほしいってさー!」

みたいなイベントが多々起きた。

絵に描いたような少女漫画展開で、
あ〜〜〜このまま付き合っちゃうカモ♡?

なんて毎回期待するんだけど、

結局そこに至るまでに自分の中で
「なんか違うかも…」という思いが増して
自然消滅となってしまう。

実際にあった話だと、

高校生の時に推しの先輩がいて
その先輩も私のことを推してくれていた。
(自分で言うの恥ずかしすぎて死にそう笑)

毎日のようにLINEしたり、
家が近かったから「一緒に帰ろうよ!」なんて
誘われたり、まさに少女漫画のような接近…♡

なのに…

ある日を境に、自分の中の「なんか違うかも…」という思いが増して、結局その先輩とも自然消滅になった。

急接近に協力してくれた同級生にもすごく呆れられたし、自分でも「私って最低な女だな…」と落ち込んだのを覚えている。

きっと蛙化現象を感じたことない人にとっては
「理想の高い女」「高飛車な女」
と映っているかもしれない。

でも本当にそんなことはなくて。
いや、むしろ逆で。

「こんな自分を好きになるなんて大丈夫か?」

という思いが強すぎるがゆえに
「なんか相手の期待に応えられないかも…」
と自信がなくなって、蛙化につながっていた。

自分は人を愛す感情が欠落している。
と思っていたから、

「蛙化現象」という言葉を知ったときは
私以外でこの感覚に悩んでる人っていたんだ…!とすごく救われた。

私は今、アラサーど真ん中で結婚もしている。
結婚するまでには人並みに(?)恋愛経験もした。

そんな今、改めて振り返ってみて思うのは

大人になっても蛙化現象は克服できなかった!笑
でも、上手く付き合っていくコツは分かった!

ということ。

私が思うに、蛙化現象が起きやすい時期って
世間で「今がいちばん楽しい時期だね〜♡」と
言われている時期だと思う。

LINEを頻繁にするようになったり、
お互い気合いをいれてデート準備をしたり、
そんな時期に起きやすい気がする。

学生の頃はその時期を乗り越えれず
自然消滅することが多かったのだけど

「この時期は必ずそういう感情になるんだ。」

と自分を理解して、
その感情から逃げずに乗り越えるようにしたら
その時期以降は蛙化に悩むことがなくなった。

恐らく蛙化現象が起きやすい人は
「キラキラきゅんきゅんしてる自分」
という状況に嫌悪感を抱きやすいのかと思う。

その時期を乗り越えれば
大抵のカップルは落ち着く時期を迎える。

通常モードに戻れば
「人と人のお付き合い」になるから、
自然と蛙化が起きにくくなるって心理かな。
と理解している。

「いつも蛙化して恋人ができない・・・」
「人を愛せない自分が嫌だ・・・」

そんなことに悩んだことがある人も、大丈夫。

ぜひ勇気を出して、
「一度関係を作ってみる」ということに
挑戦してみてほしいと思う。

乗り越えた先は、しっかり人として相手を愛せる自分に出会えるから。

今夜もお読みいただきありがとうございました。

皆さんがいい夢を見れますように。
good night🪄

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