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最近読んだ本レポート②:2024年4~6月

こんにちは。7月ともなるとさすがに夏っぽくなってきましたね。
梅雨明けにはもう少しかかりそうですが。

さて近況はというと、公認不正検査士(CFE)試験には無事合格して一安心と思ってたんですが、暑さで寝れてないのかちょっと倦怠感がありますね……。
思い起こすと毎年夏のはじめはこんな感じなので、自律神経の調整がうまくいってないとかそんなんだと思ってます。
とにかく眠気というか、頭が回ってない感がすごい。

とはいえ生存報告を怠ったら生存してないことになってしまうので、今回は読書レポートでお茶を濁そうと思います。
体調が万全じゃないときはダラダラ読書するに限る。

ただ振り返ってみると、しばらく試験勉強であまり読書できていなかったので、今回は冊数も控えめ。ご容赦ください。

↓前回のレポート


①鋼の自己肯定感

「自己肯定感」に関する啓発本。

この手の「メンタル安定させよう」系の本は仕事にもちょっと関連するので色々かじっていますが、この本は「自己肯定感、自己有用感、自己効力感」の違いが解説されているのが秀逸。

自分も「自己肯定感を持つと裸の王様になりかねないから、とにかく自分に厳しくせねば」「能力を高めれば自己肯定感が上がる」「アウトプットが出せなければ自己肯定できない」等々思っており、結果、どれだけ実績やら資格やらのファクトを積んでも一向に不安が解消されないというドツボに嵌っていたが、その辺りがとてもスッキリ解消できた。

あと感じたのは、自己肯定感は自分でしか生み出せないんだなあ、ということ。他者からの認証とかで得られるものではなく、自分である意味腹をくくって自分を受け入れることでしか生み出せないし、それをするのが「甘え」だと感じてしまう自分もいるよなぁ……と。

自分に自信を持ちたい、メンタル安定させたいという人にはオススメ。

②勝者の科学 一流になる人とチームの法則

アスリートの共通点について掘り下げた本。

思ったよりも一貫してスポーツの話をしていた(もうちょっと一般論的な話があるかと思ってた)のでちょっと面食らったものの、別にスポーツに限らずなんにでも応用の効く話がされている印象。

むしろ成功や成長の要点を、親しみやすいスポーツを軸に展開してくれているようなものなので、単純に「読みやすい啓発本」くらいの構えで読めば良さそう。

ただ最近思うのは、なんだかんだショートカット法は存在せず、「1万時間の法則」みたいなゴリ押しの積み上げが最後には勝つ、ということかもしれないなあと。単純に身体が勝手に動くレベルまで至ってみたいなあ、という興味本位もあるけど。
一方で、スポーツや音楽のような身体動作はそりゃあ経験値がモノを言うのだろうけど、例えばバックオフィスの仕事に1万時間の法則って効くのかと考えてみると微妙な気もするし。

なんか諸々逸れましたが、とっつきやすい啓発本としてオススメ。

③響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ

本日のサブカル枠。

「響け!ユーフォニアム」はちょうどこの前までNHK Eテレでアニメがやってたところですが、本作はそのスピンオフ。またサブカル枠スピンオフじゃん

一言でいえば「強豪校で部活がんばるよ!」ってお話なんですが、その過程での葛藤や成長がかなり生々しく描かれているのが読みごたえのあるところ。
その点で言えば、本編よりも読みごたえがある印象。

(社会人の責任や権限と比較してはいけないとは思いつつも)学生のときって拘束時間も長かったし、思い返すと相応に理不尽なこととかもあった気がするけど、なんか耐えるどころか普通に楽しくやれてたのはなにが原動力だったのかな、などと思ったりもする。今のほうが軟弱かもしれないと思うと、もうちょっと頑張ろうかなとも思う。

真面目な話、こういった小説や漫画からは、新書とか自己啓発本からは得られない何かが得られる気がするのだ。
もちろん、特にアニメになるような作品は、流行っているからちょっと読んでみようとか、キャラがかっこいい・かわいいから買ったとか、そういう動機で手に取ることもあるだろうけど、娯楽としてただ消費されるに留まらない何かが得られるものだと思うので、読書疲れした人なんかはそういうジャンルを読むのもいいんじゃないでしょうか。

なんか本の話全然してない気がしますが、小説というジャンル上、あまり語るわけにもいかないので、ご容赦ください。
「響け!ユーフォニアム」を読んだことなくても全く問題なく楽しめる内容にはなっているので、そこはご安心いただければ。

おわりに

手抜き感がすごいですが、あまり書きすぎても逆に「読んでみよう」ってならない気がするので、匙加減が難しいですね。
本って正直、旬とかフィーリングとかもあると思うので、書店に行って目に留まった本を買うとかでも十分楽しめるし。

まぁたまにはこういう箸休めな記事でもご容赦ください。
次週は体力回復してたらもうちょっと真面目な記事書きます。

では!


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