人生の長さは決められないが、太さは自分で決められる
今回は退職して自分のライフワークを再構築した際の「転機」の話について書きました。その後続く独立を決断した話も併せてお読みください。
自分らしい「ライフワーク」が主流になると、関わらなくても良い嫌な要素が自然と減り、太く充実した日々が過ごせます。
ライスワークとライフワーク
ライスワークは、ただ生活費を稼ぐためと割り切って働く活動。ライフワークは、自分の人生(life)を掛け、好きなこと(like)で他人のために貢献するような活動。私の定義です。
会社勤務をベースに副業として別の仕事も認める企業も少しずつ増えてきました。私は不器用なので一択(今までの会社勤務を辞め、現在の仕事で独立)です。
ライスとライフ、どちらを選択するかは自分次第。
ライフワークだと思って最初は始めたけど、途中でライスワークに代わってしまったケースもあるでしょう。
あなたは自分のライフワークが分かっていますか?
健康寿命との差(1つ目の転機)
今の人生は一度限りで有限。人生の長さは自分では決められません。
精一杯日々精進し、自分の出来る分野で周りに貢献すること(将来的に貢献できるように頑張ること)だけです。
男性の平均寿命は82歳弱なのでそこまで生きると仮定します。健康寿命(医療や介護に依存せず自分自身で自立した生活が送れる期間)の平均は72歳。
当時の年齢55歳だと、健康寿命までの残り期間は何と17年。
はるか先ではなく、もう見えてる先。
健康寿命という平均値を使うことで、残り期間を少しでも自分らしく生き生きと過ごしたい、周りの人にもそうあって欲しいと思うようになりました。
厚生労働省が人生100年時代と言って労働人口を増やそうとしていますが、ブログのタイトル通り、人生の長さは自分では決められないので100年を信じておらず、常に「人生を太くすること」を考えています。
テレワークで経験した家族の時間(2つ目の転機)
モーレツ企業戦士だった私の自宅は、毎日寝に帰って着替えるだけの場。お給料以外で家族に対して貢献してこなかったと数年前反省しました(現在挽回中)。
平日は朝6時半までに自宅を出る。都内に勤務し帰宅は21時過ぎ。付き合いや会食で寄り道をすると深夜帰宅もざら。
家族と過ごす時間は土日のみ。子会社出向していた退職前3年ほどは土日イベントが忙しく、平日に振替休日も取得できない連勤生活でヘロヘロ。
コロナ禍で働き方が変わった。週に1回テレワークを行うことで、平日に自宅で家族揃って昼食や夕飯を食べる機会が出来たのです。
最初、お互いが緊張しました。
日中いない人が家に居るわけですし・・・
何か月か経過すると不思議な感情が沸いてきました。
幼少時代の記憶が蘇りだしたのです。父親は毎晩一緒に子供達とご飯食べてたなぁ・・会話して食べるご飯は美味しいとか。
朝早く自宅を出て、夜遅く帰る働き方こそが究極のルーティンだと信じて疑わなかったこれまでの働き方を考え直し、セカンドキャリアについて真剣に考え始めました。
めちゃめちゃ考え、久しぶりに自分のことで悩みました。
健康であってこその仕事。
家族の応援があってこそ自分も頑張れている。
全部おかげさま。
自分の大事な家族との時間や命を削って・・・
誰の為にやってるんだろう・・・
喜んでくれてるのは誰・・・
いつまで続けるの・・・
自分らしいか・・・
自分のポテンシャルを最大限活かすために、自分の今の価値観や強みを理解しておくことも大事になります。
最後におしらせ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先日、LECキャリアコンサルタント合格者インタビュー企画で、当時お世話になった講師との対談形式に参加させていただきました。1時間近く濃厚な質疑応答の動画はYouTube動画にアップされ公開済でなのでご覧ください。
Q)どうして相続ビジネスにキャリコンの資格なの?撮影合間に質問をいただきました。
A)相続相談もキャリア支援同様、ご相談者の抱えた重要かつ隠れた課題まで掘り下げて傾聴していく必要があります。ご子息からご両親のお話を聞いていくと昔の(子供の頃の)感情が急に蘇ってくることが割と多く、感情を正確にお聞きすることも含め、その家族に一番合った相続の在り方をご提案する必要が有るからです、とお答えしました。
キャリコン資格を持った相続診断士/相続コンサルタントとして日々活動しております。
それではまた次回。
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