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【詩】期限切れ

貸したものは 返ってこなかった
それに気づかず
毎日をすごした 自分がいた
「返してくれ」と
お前にいっても
「なんのことかね」と
しらをきる
私はお前を信用しない
それが二年 それが二年

お前はある日
「貸してくれ」と
いったかな 夏の夜
「貸したくないお前には」
そしたらお前は
物にあたる 物にあたる
駄々をこねて みっともない
お前の行いが 今になって
返ってきたのだよ

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