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コスチュームジュエリー展@宇都宮美術館

目の保養になった展覧会です。
少しでも雰囲気が伝わると嬉しいです。
気楽にどうぞ。


基本情報

展覧会:コスチュームジュエリー 美の変革者たち

副題:シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより

2023年10月に東京のパナソニック汐留美術館から始まった巡回展。今回で4都市目だそうです。
東京展も訪問済みで、もう一度チャンスがあるなら、とギリ日帰りで行ける距離の本展に行きました。

東京展(@パナソニック汐留美術館)のポスター
今回(@宇都宮美術館)のポスター

会場:宇都宮美術館

JR宇都宮駅からバスで約25分。
帝京大学キャンパスの先にあります。
近所に住んでいたら、ピクニックに通いたくなるような、広い芝生のお庭があります。

美術館の中庭
ここには入れません

美術館の公式サイトはこちら

コレクション展でマグリットの絵画を鑑賞できたのが、今回の嬉しい誤算。

会期:2024年9月8日-12月15日

入館料:一般 ¥1,000

開館時間や休館日などの詳細は公式サイトをご確認ください。
10月下旬の週末に訪問。東京展は混雑していたので、気合いを入れて9:46美術館着のバスに乗ったものの、車内はガラガラ。
のんびり鑑賞できたので結果オーライですが、もっと賑わっていても良いはず…。

感想

目の保養

シャネルやディオールといったビッグメゾンのコスチュームジュエリーもたくさんあって、とにかく目の保養になります。キラキラ系から遊び心満載の物まで、見てて飽きませんでした。
宝石や貴金属から造られるファイン ジュエリーと異なり、素材自体の価値がそれほど高くないのがコスチュームジュエリー。
とはいえ、これら一体おいくらなの?という疑問が、観賞後に頭をよぎりました(さすがに鑑賞中はうっとり眺めてましたが…)。

美しいものは何回観ても良い

おそらく東京展と同じような展示構成だと思います。
見覚えある作品には、『わー、再会できた!!』という気持ちになりました。
先述した通り、東京展に比べ今回はじっくり鑑賞できて良かったです。

東京展は『コスチュームジュエリーとは何ぞや?』状態で、それでも作品の美しさにうっとりしました。
それ以降、ファッションやジュエリーの展覧会に足を運ぶようになり、少しだけ知識が増えた分、コスチュームジュエリーに対する解像度も上がったように思います。
巡回展を追いかけるのが初めての体験でしたが、美しいものは何回観ても良いものですね。

服とのコーディネート

宇都宮展から新たに加わったのが、小瀧千佐子氏による4つのコーディネートの展示です。
この企画も訪問のきっかけの一つでした。

アクセサリーって、単体と実際に身に付けた時、さらには装う人によっても全く印象が異なりますよね?
東京展では作品『単体』を鑑賞していたのですが、装飾品として身に付けたらどうなるか、という視点でもう一度観てみたいと思いました。

会場には4つのコーディネートが。
どれも素敵でしたが、一番意外だったのが、イヴ・サンローランの洋服との組み合わせです。

イヴ・サンローランのパンツスーツ
単体でももちろん素敵

合わせるのはこちらのネックレス。

ネックレスを足すと
更に素敵になりそう

欲をいえば、トルソー(というか衣装)に作品を合わせて展示して欲しかったですが、いろんな事情で難しかったのかな、と思います。
とは言え、具体的なコーディネートを観ることができ、訪問した甲斐がありました。

まとめ

巡回展の追っかけも悪くない、むしろ鑑賞する側の成長も実感でき、メリットばかりでは?と感じました。
私にとっては遠方に位置する美術館での開催で、旅行気分もプラスされ良い週末を過ごせました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


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