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モネ 睡蓮のとき@国立西洋美術館

モネが好きな人は必見の展覧会。
少しでも雰囲気が伝わると嬉しいです。
気楽にどうぞ。


基本情報

展覧会:モネ 睡蓮のとき

クロード・モネといえば睡蓮のイメージ。
上野の森美術館で2023年に開催されたモネ展は行きそびれたので、本展覧会は絶対に行こうと計画しました。
展覧会は4部構成で、展示エリアの入口前に巨大な撮影スポットがありました。

撮影スポット
めっちゃ大きい!

会場:国立西洋美術館

実は世界遺産の美術館。
JR上野駅の公園口出口から徒歩2分ほど。
美術館の公式サイトはこちら。

会期:2024年10月5日-2025年2月11日

入館料:一般 ¥2,300

前売り券を購入したので、200円引きでした。
ビックネーム(モネ)&上野の美術館での開催にも関わらず、時間指定無しです。
11/2(土)の午後2時頃に訪問。終日雨だったからか、ほとんど並ばずに入館できました。
土日祝日だと入場制限が掛かることもあるようなので、展覧会の公式Xをチェックするのが良さそうです。

感想

癒しの時間

石田ゆり子さんのオーディオガイド(¥650)を聴きながら鑑賞。優しい声を聴きながら観る、睡蓮を中心とした風景画。癒しでしかありません。
モネの庭に関する解説や、お庭がモチーフの絵画をたくさん鑑賞したので、実物のお庭にも興味がわきました。フランスに行って実物を見たい!
余談ですが、庭の池に水を引くというので、モネと近隣住民とで揉めたというエピソードが、何だかリアルだなぁ、と感じました。

第三部は撮影OK。展覧会のポスターに採用された睡蓮の絵画も含まれていました。

ポスターに使用されている『睡蓮』
第三部のなかで
色調が独特だった『睡蓮』

老いとの向き合い方

モネは白内障を患っていたそうで、特に晩年の作品に病の影響が出ています。
色調が赤っぽく、筆遣いも荒々しくなった作品が第4章を中心に展示されていました。
赤味の強い絵画を観て、以前はそれがモネの魂の叫びのようで苦しく感じたのですが、今回は少しだけポジティブな印象を持ちました。
それは、モネがメガネを使って色を調整したとか、色味が正しいのか尋ねられて、笑いながら答えた、といったエピソードを知れたからかも。
今の自分に出来ることに向き合う、というのは、何事にも大切なのかな、と思いました。

充実しすぎのグッズ展開

展覧会の公式グッズが、とにかく気合い入っています。有名店とのコラボ商品が多く、一部は会期前からオンライン販売が開始。
こんなにグッズが盛り上がっているのは、ちょっと記憶にないです。
物販エリアに入場するには会場を出て別途並ぶ必要があり、展覧会よりも列が長かったです。
フェイラーのハンカチ、完売で残念でした。

展覧会のグッズって、わりとパターン化していると思うのですが、今回みたいに各分野の一流メーカーとのコラボ商品なら、物販の売り上げもかなり良さそうですね。
個人的には、グッズ展開にデルフォニックスさんとのコラボ商品を加えて欲しいです。
普段ポストカードすら買わないタイプですが、ロルバーンならホイホイ買うと思います。

まとめ

睡蓮を中心に風景画をたくさん鑑賞できて、とても癒されました。
睡蓮の池で検索していると、国内のモネの庭(高知県)とモネの池(岐阜県)も気になりました。
フランスに行くよりハードルが低い(はず)なので、まずは国内の方を巡ってみたいです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。




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