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ティファニー ワンダー展@TOKYO NODE

話題のティファニー展に行きました。
少しでも展覧会の雰囲気が伝わると嬉しいです。ブランド音痴の感想なので、気楽にどうぞ。


基本情報

展覧会:エキシビション「ティファニー ワンダー」技と創造の187年

ブランド音痴がどうやってこの展覧会に辿り着いたか、未だに謎。
ちなみに私のティファニーに関する知識は以下の通り。

  • 映画『ティファニーで朝食を』→観てない。主演がオードリーヘップバーンというのは、かろうじて知ってる。『いつかティファニーで朝食を』の方は読了。

  • ティファニーブルー→綺麗な色~。一時期ブランドカラーを黄色に変更するって言ってなかったっけ?それは止めた方が良いぞ。

  • オープンハート→高校の化学の授業で、銀の酸化しやすさの例として習った。本物は見たことない。

  • ティファニーが舞台のドラマ、無かったっけ?

大丈夫でしょうか。こんな浅い知識で天下のティファニー展に出向いたら、出禁を喰らわないか心配です。展覧会のチラシの紙質からもハイブランドの格を感じるというのに…。
展覧会の詳細については、こちらをご参照ください。

会場:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE

初虎ノ門ヒルズ。日比谷線虎ノ門ヒルズ駅直結です。途中オフィスフロアー行きと同じエレベーターに乗るので、若干挙動不審に。我ながら初手からビビりすぎ。

虎ノ門ヒルズでは
ネコ型ロボットが出迎えてくれます

会期:2024年4月12日~6月23日

入館料:一般¥2,000

30分刻みの時間指定で、平日の午前中に訪問。
予想通り、来場者の大半は女性でした。

感想

無知でも大丈夫、楽しめます

会場入口には巨大な鳥のオブジェ。アイコン的存在なんだろうな~と思いながら写真を撮っていると、近くにいたマダムたちの「バードオンロック、かわいい~」の声。一つ知識を得ました。
ティファニーの歴史を紐解くように様々な作品が展示されていて、見応え抜群。ティファニーの知識がなくても十分に楽しめました。

巨大なBird on a Rockのオブジェ
Bird on a Rock(のタペストリー)

とにかく眼福

会場にキラキラが溢れていて、だんだん感覚が麻痺してきます。会場内は撮影OK。展示物が多いので写真を撮るのに疲れたというか、肉眼で見る方が綺麗だな~、と途中で撮影を諦めました。間近で見たダイヤモンドの輝きは、まさにプライスレス。
ティファニーがその調達力から『ダイヤモンド キング』の異名を持つというのは、今回学んだ知識の一つ。

ブランド初期の作品
既にティファニーブルーが存在していた
ハイジュエリーの迫力
息を飲む美しさ
ジュエリーは持て余しそうなので
何か一つ頂けるならこちらが欲しい

展示方法も素敵

作品ディスプレーの再現コーナーが見応え抜群でした。作品自体ももちろん素敵ですが、そこからインスパイアされた世界がちょっと箱庭的で、タイトルも含めて面白かったです。「箱のアーティスト」の異名を持つジョゼフ・コーネルが好きなので、この展示方法が刺さったのかも?
実店舗でじっくり観る勇気がないので、会場で堪能しました。

パールの配置が絶妙
私の撮影技術では伝わらないけど
本物はめっちゃ素敵なんです
華麗なるギャツビー
ダリっぽい世界観

その他、写真や映画シーンの展示エリアで作品が着用された様子が観れたのが、特に良かったです。身に付けた時の存在感やサイズ感など、作品単独から感じる印象と異なるのが不思議で。装飾品は身に付けてこそ真価を発揮する、ってことでしょうか?

まとめ

ティファニーに関する乏しい知識しか持ち合わせていなくても、十分楽しめる展覧会でした。
最初は『いくらなんだろ~』と下世話な感想が頭を過ったのですが、怒濤の作品群にそういう発想になる暇がなくなったようです。
夢のような世界を堪能でき、入館料の二千円は実質タダの気分に。うっかり足を踏み入れたショップエリアも大盛況でしたが、価格を見て現実へ引き戻されました。
何事にも財力って必要ですね。

今回の目玉作品
プロの写真ってやっぱりすごい

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


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