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『どっちに対してならもっとも共感できるか?』って感情によって主役を決めたい層がいますね。必要か必要でない場合に黒人やマイノリティー系のキャラクターを出す考慮じゃなくて、単なる趣味嗜好の選択だけでそういうキャラクターを作品に出したり見たくなったりしてる層もいることを認識しておいた方が良い

前置き

こんにちは、皆さん。黒人男性主役のエロゲーが欲しいマークセリンです。
皆さんは『ポリコレ』という言葉についてどう思いますか?

例えば、貴方の中に『ポリコレ』って言葉がどんな意味や定義を持つかに関わらず、それが作品に必要かどうかは考えたことあるでしょう?
ある人は、『作品によってポリコレ配慮してもいいのかな』ってなる人もいるし、『如何なる時でもポリコレ配慮しても無駄なだけだ。俺達の好きにやらせて』ってクリエイターもいますね。

筆者が思うには前者の方が正しい気がするんですよね。例えば、後者を選ぶ場合、つまり、特定の舞台の設定に反して出さない方が敢えて仲間外れに見えるって方が理不尽を助長する結果につながると思うので。

例えば、筆者が前に記事を出す時のNYCが舞台の乙女ゲームなのに黒人の攻略対象が一人もいない例に:

好きに作品を作るのも自由だけれど、多民族国家や多人種国家の事情は単一民族の日本の事情とは違って、そういうのが神経質になってるご客様もいるんですよ。日本のマイノリティー系は10%にも満たないけれど、アメリカでは黒人の人口が13%も達しているので、何かの代表キャラが必要でしょう(特にNYCのような黒人人口が20%の場合)

つまり、何が言いたいのかと言うと、黒人を出しても自然な舞台なのに、その機会を蔑ろにし、わざわざ出さないってことには白人と同等に扱って貰えないと感じる層も出はじめて、それを差別だったり良く思わない人間も出てくるってことですよ。これは後から話すことになるが、原神の『褐色キャラを特定の2カ国に出し足りない』って問題にも一致する例です。

マイノリティー系として存在しているのに、彼らが活躍する機会を奪ってまで白人ばかりを登場させるのは理不尽だと思う層がいるのと同じ視点ですね。
そりゃ、そうだよね? 社会の一部として存在してるっていうのに、ただただ少数派であるって理由だけで一人もキャラクターとして出して貰えないとなればさすがに彼らも嫉妬するでしょうね。悔しいと感じてるはずでしょうね?
『まるで、俺達の存在が無視され、なかったってことにされた』って思ってるはず。確か、今年発売したばかりのエロゲーにも【なかったことにされた】って台詞あったっけ?そして、それを思ってる次に、クリエイター側が彼らのような少数派の存在と彼らの社会に対する貢献や国民としての税金の支払いって事実に対してリスペクトしていないと受け取られるはず。

フランスの黒人ハーフの音楽家とフェンシング達人、【シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ】

多民族国家ではそれぞれの民族や人種が平等に扱われたいって欲求は単一民族国家の人の欲求よりも遥かに強いからです。

それはアメリカに限って言ってる話じゃなくて、とある東南アジアの国にも該当する現象と欲求です。
例えば、今年のマレーシアという東南アジア国ではジョージタウン・フェスティバル(GTF)って祭りが催されましたけれども、主催者らが、同州が今月開催する一連のイベントからマレー文化を除外したとして激しく非難した。

大方、イベントには中華系マレーシア人やインド系マレーシア人ばかりを出して、マジョリティー系であるマレー系とその文化をまったく出さないことに不満を持っていたでしょう。詳しくはこの記事を日本語に翻訳させご一読下さい:

https://www.thevibes.com/articles/news/102780/why-no-malay-performances-in-george-town-festival-clip-asks-group

引用:

【ペメナン協会のモハメド・ユソフ・ラティフ会長は、中国とインドの文化パフォーマンスは紹介されているもののマレーの要素が抜け落ちているプロモーションビデオを見て、97年の歴史を持つ協会は侮辱されたと感じたと語った。

「主催者がマレー人の存在を否定したようだ」とユソフ氏は声明で述べた。

GTFがジョージタウンを観光地として宣伝する役割を果たしてきたことは否定できないが、この地の多様な文化芸術シーンを発掘する主なきっかけの一つであったマレー文化がGTFに取り上げられなかったのは残念だ、と彼は語った】
__________________________________
引用終了

なので、ポリコレとかRepresentationの問題はアメリカ国内のものだけじゃなくて、他の多民族国家においても大きな課題と政策にまで影響してるような問題であることは明白ですね。


だから、前に取り上げた【NYC舞台の乙女ゲーの中で黒人男性だけ仲間外れにされたり】【暑い国がモチーフなのに、登場人物キャラの大半数は褐色とか黒人じゃなくて色白であるという原神のスメ―ルやナター】っていう事実に対して良く思わないマイノリティー系人間やマイノリティーに共感できるマジョリティー系ゲーマーもいることは確かですね。

色白キャラだけ出したければ、寒い国とかヨーロッパや東アジアベースの国だけ出せばいいのにわざわざインド、中東や南アフリカの原住民文化も巻き込むからツッコまれるんですよ、原神は… 少なくとも、筆者の読んできた韓国産漫画はどれもインドや中東モチーフの国に登場人物の大半を色々な褐色肌にしてたんだ(白人ヒロインという一人の主役キャラを除いて)なので、我々のような肌を持ってる人間に対するリスペクトが感じられてるので作者の事も応援したくなるって気持ちが湧くんですのよ。

こういう配慮に欠ける問題は東アジア系クリエイターに良く見かけるけど、
実際には出した方がモチーフに対して忠実であり、自然な舞台と設定であるって作品だけじゃなくて、出す必要のないモチーフって作品に対しても良くそういう【マイノリティー系をキャラとして出さない】って問題が頻繁になってきたというかぁ……

例えば、上記のスレをご一読すれば、
引用:

【ポリコレに配慮したんだなって丸分かりのキャラや設定が出てくると冷めるから
白人しか居ないはずの北欧神話で黒人出すとか
ストーリーに必要な設定じゃないのに同性愛キャラ出したり】
___________
引用終了

そういう指摘と意見を持ってる人もいるようだけれど、確かに彼の視点だとそう思うのも無理はないかもしれません。
ですが、【必要のない舞台と設定に黒人や少数派キャラを出してはならない】って主張にも反論できる隙があるということです、違う視点から見ればな。
この記事の最初からでも言ったんだけど、そして例えばの話でもあるんだけど、一部のクリエイター達は、必要のない舞台でもマイノリティー系のキャラを出したがる例もあるというのは、彼らは【必要か必要でないか】で決めたんじゃなくて、単に黒人キャラが白人キャラと恋愛したり、Hするのを見てもっと興奮できるから性癖や興味で出してるのであって、別に必要性の問題で出してるって訳でもないってことなんですよ。

つまり、必要のない舞台でもそういうキャラを出したのは、彼らがそれを好んでおり、多様性と異人種間恋愛や異人種間友情があった方が燃えるから出しただけに過ぎません。

BBC好きな白人女性も日本人が想像してるより、遥かに多いからな。

アジア人男性と黒人男性がコンビとして活躍する【Rush Hour】とか、アジア人男性と白人男性がコンビとして活躍する【Shanghai Knights】といった『異人種間友情』の映画とか。ポリコレだからそうしたのではなく、ただ自分達の趣味嗜好で出してるからな。何て言うのかな、前に筆者が言ったそのぅ、『エキゾチック感をテーマにそういった違う文化からきた二人の友情とか恋愛の話にした』って言うのかも。白人美少女が黒人男性と恋愛するエロゲーも含まれるって訳ですね。

なので、歴史ドキュメンタリーでもない限り、北欧神話がモチーフなのに黒人や黒人っぽいキャラを出しても、自然な説明があるのならば出されても面白くなれるってことも在り得るって話です。趣味で出してるからそれなりに面白い話も書けるって訳です。

例えば、そのクリエイターが異人種間恋愛が好きなので、北欧っぽい舞台や国へ黒人の旅人、傭兵や移民キャラがやってきて、何らかの形でその色黒な男が色白な王女と関係を持つって展開にするとか。ほら、エキゾチック感が煽られてゾクゾクって趣味してる人もいるでしょう?そういうことなんですよ!

なので、舞台に必要かどうかは紡がれる物語のテーマを決める作者自身の自由です。作品のテーマは異人種間恋愛や異文化交流なら、むしろヨーロッパ風な小国で黒人の余所者が訪れてキャラとして登場した方がテーマに合ってるとも言える。貴方は異人種間恋愛嫌いや移民嫌いって個人的な思想の持ち主でもない限り、そういう作品も楽しめるはず。

要するに、【舞台の必要性】ではなく、【テーマの必要性】にあるのです。

韓国産漫画も、よく暑い国がモチーフの砂漠国家で褐色人種ばかりの住んでるそこへ白人ヒロインを白人国家から移住させ、そこの褐色の王様か平民な主人公と恋愛させる作品もあるからな。なので、それと逆に寒い北の国へ黒人キャラが移住しに行く話があってもいいでしょう。白人の王女と恋愛できるエロゲーにしたりとか?😁

無論、それと逆にマイノリティー系を出した方が自然なのにまったく出さないって舞台を決める作者の自由もあるんだけど、その場合はそのモチーフとなる現実のマイノリティー系の人から何かツッコミや文句を言われるのは普通なのでそれもご愛敬ってことで。

そして、白人男性主人公だけじゃなくて、黒人男性も主人公にして、それにも感情移入できるようにしないと世の中には白人至上主義が蔓延し、平等がもっと促進されないって悪循環を助長するんですよね

要するに、次のバイオハザードではそろそろ風潮に合わせて、白人男性ではなくアフリカ系アメリカ人の新キャラを主人公にすべきだと思います。白人男性主人公としてプレイすることに飽きる白人も結構いるとか。


白人層は意外とマイノリティー系に敏感で共感できるリベラル層も多いから、日本人が思ってる以上にレイシストではないゲーマーも多いのだからそろそろ違う人種の視点でゲームをやることに慣れていく時代であることを自覚すべきだと思うんですよね?

無論、これは日本産ゲームでは黒人系だけじゃなく、褐色のキリスト教徒か無神論者のインド系男性が主人公になるって場合も考慮されるべき案件ですね。

日本人の消費者は、そろそろ褐色や黒人男性主役としてゲームをプレイすることに慣れるべき時代が来たんだと思います。
黒人のゲーマーにだって自分達の肌色と違うのに白人男性や日本人男性が主人公の作品をやっても楽しめたのに、逆のことを日本人や白人消費者ができないはずがありませんから。

でも、『どっちに対してならもっとも共感できるか?』って感情によって主役を決める層もいますね。

例えば現実の問題にも影響するね、その【どっちに対して最も感情移入したくなるとか、最も共感できるとか】:

1.ロシアがウクライナに侵入
2.イスラエルがパレスチナに侵入

キリスト教徒白人なら、きっとウクライナ人の境遇にもっと共感して、真っ先に彼らの事を応援したくなるけど、イスラム教徒の人ならパレスチナ人の方を真っ先に心配してるでしょう。つまり、どっちに共感して真っ先に味方にしたいのか、その選択肢があるってこと。そして筆者から見れば、日本人の多くは白人か黒人かで選べって言えば、感情移入の最も多い選択は白人にあるって明白に見えるからです。

(ちなみに、筆者は黒人でも白人でもどんなのが主人公でも感情移入できるけど、あまりにも日本産の白人男性主人公のゲーム多過ぎて飽きてきたわ)

それにしても、日本人はそもそもキリスト教徒でもなければ(極少数なだけ)、白人でもないので黒人男性より白人男性の方をもっと主人公として感情移入できるって言うのは不思議なものなのね。
日本に原爆落としたのも白人男性であって黒人じゃないので、そこまで黒人男性主役を避ける理由もないはずです。なので、下のスレの人達が言ったようにバイオハザードであっても黒人男性主人公を出してもいいのでは?
このスレもそういう会話が交わされたからな:

https://www.reddit.com/r/residentevil/comments/5s27ai/why_havent_we_had_a_black_protagonist_yet/

引用:なぜまだ黒人主人公がいないのでしょうか?

次の試合、あるいはその次の試合では実現させましょう。編集: 皆さん、私は仲間のキャラクターや脇役について話しているのではなく、クリス、レオン、ジル、クレアのようなメインキャラクター、重要なキャラクターについて考えてください。
________________
引用終了

まあ、筆者はエロゲーにだけそういうの強く求めるけどねw
下のAI画像達みたいに:

韓国産漫画と違って、この絵は白人ヒロインが暑い国へ行くのではなく、黒人男性主人公がヨーロッパ風な寒い北の王国へ留学しに行ったり、転生させられたり、召喚されたりしてるテーマのあるハーレム系作品です
韓国産漫画と違って、この絵は白人ヒロインが暑い国へ行くのではなく、黒人男性主人公がヨーロッパ風な寒い北の王国へ留学しに行ったり、転生させられたり、召喚されたりしてるテーマのあるハーレム系作品です
韓国産漫画と違って、この絵は白人ヒロインが暑い国へ行くのではなく、黒人男性主人公がヨーロッパ風な寒い北の王国へ留学しに行ったり、転生させられたり、召喚されたりしてるテーマのあるハーレム系作品です
韓国産漫画と違って、この絵は白人ヒロインが暑い国へ行くのではなく、黒人男性主人公がヨーロッパ風な寒い北の王国へ留学しに行ったり、転生させられたり、召喚されたりしてるテーマのあるハーレム系作品です

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