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乙女ゲーの褐色メインヒーローの少なさを気にする海外ユーザーが意外と多すぎる件について思うところがあります

前置き

筆者は男性なので基本的には乙女ゲームをやらず、いつも美少女ゲームをやってきましたが、ネットのあっちこっちの海外スレを読むと、意外と乙女ゲーの『多様性不足』を嘆いている西側諸国のユーザーと熱湯雨林地域な出身地を持っているユーザー(南アジアと東南アジアとか)の意見が多すぎることについてちょっと思うところがあります。

彼女達がいうには、『乙女ゲーの主人公にも褐色女性が登場する作品をプレイしたいとか』、『メインヒーローにも褐色男性にしてくれ』とか、様々な意見が殺到してきたのを読んで驚きました。

ちなみに、韓国産のWEBTOONSは既に多くの東南アジアや中東風な褐色男性を主役として登場させてきましたので、乙女ゲーより多様な恋愛模様が描かれることはこの記事で言及するをあまりしないようにします(既にWEBTOONSは全ての層にとって満足できる作品が多いので)読む方の漫画作品であるWEBTOONSとパソコンやゲーム機で遊ぶ用の乙女ゲーは違う作品タイプなので。筆者は褐色と黒人キャラをどっちでも同じように活躍するのを見れば満足ですから。つまり、アフリカ風であろうがインド風であろうが中東風であろうが東南アジアであろうが、色んな色素してる肌濃い男性が登場すれば嬉しいです。

たとえば、褐色ヒーローが活躍するWEBTOONSといえば、『竜王の花嫁』とか『誰かが皇女を盗んだのか?』ってなりますね。どれの作品にも褐色人種が主な人口の砂漠っぽい暑い中東風な国を登場させてるからです。

実は、筆者は乙女ゲーの多様性不足についてはあまり関心が薄くてこの記事を書くかどうか迷ってしまったが、考えてみれば筆者も彼女達のように思い悩んでいることがあるのを自覚したので筆者と違う性別のユーザーの悩みも共感できたところがあります。よって、美少女ゲーやエロゲーに関してもっと黒人男性が主役として登場してほしいと思う筆者にも他人事ではないと思って、この記事を投稿することで少しは未来に向けて色んなご客様のニーズに応えるように作品の幅広いジャンルが増えればいいと願おう。

乙女ゲーに褐色男性ヒーローと褐色女性主人公の増加を欲しがっている乙女ゲームのプレイヤーみたいに、男性である筆者も少しはエロゲーにも黒人男性主人公と金髪ちゃん白人メインヒロインのファンタジー系作品が作られるように願っている一人なんですから。なら、海外の乙女ゲーマーの要望を応援することで、『他人のための力にもなれた』って善意を糧に、少しは自分の希望である『黒人男性主人公が白人金髪メインヒロインとの恋愛もしくはNTR事情が描かれる日本産のエロゲー』も作られればいいなぁというふうに思っております。

では、まずはRedditさんからのユーザーのご意見を伺いましょう

引用:
タイトル『日焼けしたキャラクターに対して偏見があるのではないかと感じている人はいますか?』

質問:「私がプレイしたスイッチ ゲームは、アイデア ファクトリー製の強力なゲームで、通常は色が薄いことに気づきました。カフェアンチャンテ、オリンピアソワレ、コードリアライズ、カラークスマリス、ナイトシェイド、スチームプリズン、ビルシャナをプレイしました。日焼けした性格を持つ攻略対象はほとんどいませんし、もしいるとしても、通常はロマンティック攻略対象ではありません。ロマンティックな攻略対象で唯一思い出せるのは、オランピアの夜会の医師です。私は疑問に思わずにはいられません。日焼けした恋愛対象は日本では人気がないのでしょうか、それとも「望ましくない」のでしょうか?他の人がどのような意見を持っているかに興味があります。私は日焼けした恋愛対象が大好きなので、もっとたくさんあればいいのにと思っています...だから、日焼けしたアニメの男を見て、恋愛できないのは最悪です」

こちらから引用させて頂きました:

https://www.reddit.com/r/otomegames/comments/vpp58c/does_anyone_else_feel_like_there_might_be_a_bias/

私の意見として

そして、その本題に答えるように、色んな人からのご意見が投稿されてきました。

その中に、こっちがとびっきり印象に残りました:

引用:

投稿者の一人:
「多くの人がすでに述べた理由に加えて、(日本、韓国だけでなく、中欧や北欧諸国も含めた)肌の白い人が大半を占める社会というのは、この社会に生得的に備わっている考え方だとも思います。 私が何を言いたいのかの一例を挙げるために、私が経験したちょっととても恥ずかしい経験をお話します。

それは、代表されるということが実際に何を意味するのかということに完全に私の目を開かせてくれたものです。 それで、私は先日、古き良き YouTube でポケモンのコンテンツを閲覧していて、「レウェカ地方」と呼ばれるアフリカとエジプトをテーマにしたポケモン地域についての InciousTrainer による素晴らしいビデオを見つけました。ファンが作ったものですが、世界のデザイン、ポケモンのデザイン、その他すべてにとても感銘を受けました。

ここがポイントです。もちろん、プレイヤーキャラクターを含むすべてのキャラクターは日焼けしていて、服装も名前もすべてアフリカとエジプト人です(アフリカのさまざまな地域がインスピレーションとして登場しています)。

私はそのすべてが大好きですが、最初に見たときは次のように感じました。「でも、プレイヤー キャラクターを色白にすることはできるよね?」この考えが私の脳から去った瞬間、私は本当にうんざりしたように感じました。

しかし、それは私にとって啓示であり、本当にそうでした。この日私は教訓を学びました。くだらないゲームだが、一瞬だけ取り残されたような気分になった。

今、POC がどのような感じになるか想像できませんが、まだまだ道のりは長いことは確かです。 そして、私の投稿に気分を害された方がいるかもしれませんが、そもそも私が非常に愚かなことをしたことを深くお詫び申し上げます。 しかし、Idea Factory のような大企業が、日焼けした 5 人の LI と色白の LI が 1 人登場する、「エキゾチック」ではない日本向けのゲームを作ったと想像してみてください。 (でも、絶対買いますけど😄) それは、自分自身や周囲の人々をどのように想像するかという生来の感情と衝突することになります。

なぜなら、平均的な日本人は日常生活の中で、実際には色白の人にしか遭遇しないからです。 平均的な中ヨーロッパ人も同様です。 結論:はい、日焼けしたキャラクターに対する偏見があり、それは変える必要がある問題だと思います。 ボーイフレンドダンジョンのアイザック、インフィニットスターズのラモンド、エラー134のミカのようなキャラクターをもっと増やしてほしいです。 追伸: 長文になってしまい申し訳ありません。英語は私の母国語ではないので、私の要点を十分に説明できれば幸いです 🙈」

引用終了

他にも、このスレがありました:

https://www.reddit.com/r/IndieOtome/comments/10ukkiu/romance_visual_novel_amare_games_with_pocblack/

では、これらのスレを読んでいると、意外と乙女ゲームをプレイしている海外ユーザーが多くて、もしかしたら男性向けのエロゲーをプレイしている海外イーザーより多いんじゃないかって思えるほどです。

でも、彼らの意見を読んでいるとモヤモヤ感も抱くようになったのは事実でした。

だって、ゲームの舞台は日本ならともかく、昔のヨーロッパにも極少数ながらも大活躍した黒人ハーフとかいましたよね?シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュとかトマ=アレクサンドル・デュマとか。

ならば、欧州がモチーフであろうとたとえフランス革命期っぽい舞台でも黒人(ハーフ)の男性を攻略対象に出せるという訳ですよね?

ファンタジー設定ならば尚さら有色人種の登場に制限がありません。たとえ、白い肌が東アジア圏で好まれていようとしても、ヨーロッパにもマイノリティー系の褐色人種と黒色人種が社会の一部として貢献していることに関して認めてあげるべきです。その証明として作品に一人だけの『黒人とか褐色男性の枠』の攻略対象’を登場させることで白人と有色人種との友好な関係を描写させながらご客様のみんなをハッピーにできる作品作りを目指すべきだと筆者が思っています(もちろん、その興味、覚悟と技術的な知識を有しているクリエイターに限りますけど。興味のないクリエイターに強制してもいい結果が出ませんからね)

なので、乙女ゲームに限らず、筆者も日本の男性向けのエロゲに対して、主役が黒人男性で攻略対象のメインヒロインが金髪美女の作品がひとつ作られてもいいんじゃないかって思っている一人なのです。Pixivでも黒人NTRとかBBC画像を投稿している日本のユーザーも多いのに、オリジナルキャラが登場する黒人主人公との絡みある金髪白人メインヒロインのエロゲーがあまり作られないのは不思議なくらいです。

なので、どうかそういう組み合わせが活躍するエロゲを作って頂かないでしょうか?NTRモノでも純愛系の身分差恋愛の作品でも構いません。

だって、白人の可愛い金髪ちゃんヒロインが黒い棒と戯れている姿を見るのも乙な物でしょう?

そういうのを作って、少しはトマ=アレクサンドル・デュマやシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの白人社会によるマイノリティー系の活躍を尊ぶような思いも混じれば完璧です。

たとえば、これらのAI画像のように:

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