【Hong Kong】あちらこちらに出現するマーケットたち(ⅰ)
香港の街をMRT(地下鉄)やトラムで移動もしたが、よく歩いた! とも思う。
九龍島の目抜き通りであるネイザンロードの両側に見えるガラス張りの近代的な高層ビルが林立している一方で、そこから一本路地に入るだけで時代が変わったかのような古き良き街並みがそこには残っていた。
同時にそこには、多くのマーケットが存在していた。
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金魚街(通菜街)
地図を見ていると、「金魚街」という文字が目に入った。漢字から意味が分かりそうなものだが、宿があるモンコックから近いので、歩いてみることにした。ネイザンロードの東側に、その通りはある。
歩き始めると、、、
あった!!!!
金魚屋さん!!!!
通りのどこを見ても金魚がいる。
お祭りの金魚すくいのお持ち帰りのような形で店頭にズラーッ! と並んでいる
ぼくにとって、金魚は「お祭りで金魚すくいしてゲットするもの」という認識しかなくて、あまり買うというイメージはないのだが・・・(金魚すくいでお金は払っているけれど・・・)。
こうも「金魚屋」さんが立ち並んでいると圧巻だ!
眺めているのは楽しい!
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花園街
ネイザンロードの東に「金魚街(通菜街)」があり、さらに東へ一本奥へ入った所に「花園街」がある。
道の両側にテントがひしめく。
高層マンションだろうか、その建物とのギャップに違和感を、そのミックス具合にアジアを感じる。
女たちの戦いを捉えることができた・・・
デパートのバーゲンセールが如く、熾烈な争いだ。オーラというか、その勢いゆえ遠巻きからでしか見ることができない。
途中、市場があったので、見学へ。
ここも楽しい。
「どんなモノが売っているのだろうか?」
「野菜はどんなのがあるのか?」
見て回る。
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女人街
着いた初日にも行った「女人街」。日中から夜のナイトマーケットまで営業している。この辺りは車通りも人通りも多く、一日中にぎわっている。
ここもモンコックの近所だ。先程の「金魚街(通菜街)」と同じ道を南に下ってくれば良い。
大型のネオン看板が頭上を占める。
ナイトマーケットは、こんな感じ。
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露店街市(Wet Market)
「女人街」から、さらに南下。
「露天街市(Wet Market)」と呼ばれる場所で足を止めた。
路上マーケットが広がっていた。「煙廠街」という名の通り。
野菜を売っているお店もあれば、花を売っている所もある。
「いくら?」
「〇〇HKDだよー!」
という小気味良いお客さんと店主の掛け声とやり取りが方々から聞こえてくる。
そんな音楽にもガヤにもなり得る声が、両側から聞こえてくる。道を歩きながら聞き耳を立てる。
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そのまま、MRTの駅に向かっていく。香港島へ。